〈フォルクスワーゲン〉の新機軸《アルテオン》に乗って、富山の新美術館へ。 | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

〈フォルクスワーゲン〉の新機軸《アルテオン》に乗って、富山の新美術館へ。

立山連峰を望む気持ちの良いエリアに、今年8月に開館した富山県美術館。〈フォルクスワーゲン〉の新しいフラッグシップモデル、《アルテオン》に乗って向かいました。

石川県の小松空港からこの美術館まで、さらに波打ち際を走る千里浜ドライブウェイにも立ち寄ったのは〈フォルクスワーゲン〉のブランニューモデル、《アルテオン》に乗ってのことである。このクルマ、価格的にはかなり上位にあたるが、《ポロ》-《ゴルフ》-《パサート》の実用車ラインとは別の独立したモデルであることが注目点だ。
このフロントフェイス、〈フォルクスワーゲン〉らしさを感じる一方でこれまでなかった押しの強さや自信が見てとれる。
サイドシルエットによってこのクルマの全貌が明らかになる。リアの長さからは実用性や快適性をイメージできる。見た者はグランドツーリングカーだなと納得することになる。
後ろ姿からは実は屋根がけっこう高くて室内は快適だろう、トランクも荷物をたっぷり積めそうだと想像できる。
このフロントフェイス、〈フォルクスワーゲン〉らしさを感じる一方でこれまでなかった押しの強さや自信が見てとれる。
サイドシルエットによってこのクルマの全貌が明らかになる。リアの長さからは実用性や快適性をイメージできる。見た者はグランドツーリングカーだなと納得することになる。
後ろ姿からは実は屋根がけっこう高くて室内は快適だろう、トランクも荷物をたっぷり積めそうだと想像できる。
「4ドアクーペ」としてセダンとクーペのいいとこどりで好評を得た《CC》の後継モデルと考えられるが、《アルテオン》はさらに立ち位置を強化して〈フォルクスワーゲン〉での新たなラインの先駆けとなることを目指しているはずだ。言うまでもなくゴージャス系である。ファストバック・スタイルを採用し、リアウインドウとトランクが一体化したリアハッチを持つのが特徴で、これがオーナーにとってはカジュアルさやスポーティーさのアイコンとして作用する。独立したトランクを持つ一般的なセダンボディがフォーマルを象徴するのとは明らかに気分が違うわけで、日米に比べるとヨーロッパの人々はこうしたことに対する感受性が強い。
〈フォルクスワーゲン〉らしい内装だが、メータークラスターにナビ画面が出るのが、運転していて便利だった。
リアシートの快適さは特筆モノ。サスペンションがしなやかなので乗り心地がとてもいい。
〈フォルクスワーゲン〉らしい内装だが、メータークラスターにナビ画面が出るのが、運転していて便利だった。
リアシートの快適さは特筆モノ。サスペンションがしなやかなので乗り心地がとてもいい。
乗り味はしなやかで快適、何よりマジメさが際立っている。4WD(4モーション)なのでどんな時にも安定感に浸っていられるクルマだ。常に困らないだけのエンジンパワーと制動力が備わっているが、スポーティーな走りよりはクールで素直な印象だ。5m弱の全長のうちホイールベースが2.8m以上もあるので後席の足元の広さは格別、ひと昔前の最上級サルーン並みと言っていい。外からは背が低く見えるが実は室内高もたっぷりある。

こうして見ていくとやはり実に〈フォルクスワーゲン〉らしいと思う。実直さの上に新たな価値を控え目に盛り込むことで、真面目なユーザーとともにスタイリッシュさを目指して行こうという彼らの思いが伝わってくるのだった。
千里浜ドライブウエイは石川県羽咋市の海岸線を10キロ走れる人気スポット。4WDだけでなく、どんなクルマでもドライブを楽しめる。

フォルクスワーゲン:アルテオン R-Line 4MOTION Advance

2リッター直列4気筒ターボエンジン、7速AT。出力206kW(280PS)、トルク350Nm(35.7kgm)。このボディカラーは〈チリレッドメタリック〉という新色。5,990,000円〜。フォルクスワーゲン カスタマーセンター TEL 0120 993 199