美術カンケー苦手っす? そんな人を待ち受けるOPAM。 | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

美術カンケー苦手っす? そんな人を待ち受けるOPAM。

それでなくとも広々と開放的な館内アトリウムが、ガラス壁を開放することで驚くべき「縁側」感覚を持つにいたる、という最新の美術館。九州・大分自動車道のドライブを満喫しながら訪れた。

今回は福岡から出発して大分市まで160kmほど、クルマはアバルト500である。VWのGTI、ルノーのRSなどと同様に、アバルトもフィアットのレース用車両を作ることから始まったブランドで、日本人のファンがひときわ多いことも特徴的だ。
レースフラッグ様の屋根。アイデアがニクい。
思えばクルマの歴史というのは一般ドライバーの思いや希望の集積でもあって、20世紀の間は何よりも速いことを求めてきたが、21世紀に入るころからは、その速さを前提に、今度は高級であることを望み願うようになった。世に言う高級車だけでなく、こうしたコンパクトカーの世界でも、高品質性が重視され、商品力を持つようになったのだ。ここで問題になるのが速さと快適性との相関で、サイズの大きなクルマなら速くて快適なものは十分可能だが、コンパクトだとその両立はかなり難しい。特に難題なのが乗り心地で、どうしても硬く、ボディがピョコピョコ動きがちになる。こういうところをこのアバルトがいかにうまくまとめ上げているかを体感し、やっぱり大した腕前だなと感心したのが、今回のドライブの収穫となった。
シフトレバーがなく押しボタンで前進・後退・ニュートラルを指示するのがちょっとスペシャル。

巡礼地:大分県立美術館

設計/坂 茂建築設計。Oita Prefectural Art Museumの頭文字を取ってOPAM。2015年4月下旬に開館したばかり。正面上部の木組みのアクセントは3階のホワイエ天井の三次元曲面的な格子模様と連なって、見る者にこの建物の印象を深く刻み込む。2階のカフェやショップも必見。

大分県大分市寿町2-1
TEL 097 533 4500。

巡礼車:アバルト500

1.4リッター4気筒ターボエンジンは140馬力で、18.4kgmのトルクはスポーツモードにすると21まで増量される。排気音は野太くなりステアリングも反力の強いガッシリとした感触に変貌、誰だってヤル気になる演出。純粋なMTもあるがこのパドルシフトの6速ミッションはとても楽しめる。3,024,000円(アバルト TEL 0120 130 595)。

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