〈ヴィラ・ヴァルグアルネーラ〉でシチリア貴族のバロック空間を体験してみませんか。

シチリア島の州都、パレルモ近郊に位置する街バゲリアは、18世紀に貴族たちがヴィラを建設したことで知られる景勝の地。堂々たる姿を披露しているヴィラのなかで、今ひときわ注目を浴びているのが〈ヴィラ・ヴァルグアルネーラ〉だ。

ヴィラ本体からは両脇に半円を描くウィングが伸び、楕円形の広場を形作っている。
1712年に、ドメニコ修道会の建築家、トマーゾ・マリア・ナポリの設計で建設された後期バロックの演劇的空間。ここには今も、ヴァルグアルネーラ家の末裔のプリンセスが住んでいる。そのプリンセスが、私有地のヴィラの門を開き、2階フロアーすべてをステイ用に貸し出すという。
2階のハイライトとなるサロン。
パーティーも開催できる華やかなダイニングルーム。
館の2階にある3ベッドルームの一つは、ロマンティックなコージーコーナー。
裏のテラスからは海まで一望できるパノラマが広がる。
2階のハイライトとなるサロン。
パーティーも開催できる華やかなダイニングルーム。
館の2階にある3ベッドルームの一つは、ロマンティックなコージーコーナー。
裏のテラスからは海まで一望できるパノラマが広がる。
アポロ・ルームからメインダイニングを臨む。
〈ヴィラ・ヴァルグアルネーラ〉が世界的に知られるところとなったのは、昨年、ドルチェ&ガッバーナが発信したフレグランスのショートフィルムの影響が大きかった。フィルムは、バゲリア出身の映画監督ジュゼッペ・トルナトーレ、映画音楽の大家、エンニオ・モリコーネ、女優ソフィア・ローレン、という超豪華スタッフで製作され、陽光で黄金に輝く荘厳なヴィラの姿を人々の記憶に刻んだ。ストーリーは、廃墟と化していたヴィラを母と息子たちが自らの手で修復し再生を果たし、蘇った館にゲストを招くという内容。実はこの物語そのものが事実の伏線だ。