ART
空間にひそむ美を切り取る、本多康司の写真展。
March 20, 2017 | Art | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai editor_Akio Mitomi
ファッションやインテリア、ポートレートなどの撮影でオールラウンドに活躍する写真家・本多康司が、自身のライフワークを収めた写真集『madori』をリリース。同名の個展を東京・中目黒の家具店〈ハイク〉で開催する。
建築や風景にひそむ美を独自の感覚と距離感で切り取り、写真に収める。『madori』は、写真家の本多康司が2009年より自身のライフワークとしてコンスタントに撮り続けた一連の作品群だ。
不動の時間が流れる空間に身を置いたとき、本多はどんな関係性を感じ取り、一瞬の絵として切り取ったのか。北欧のヴィンテージ家具を扱うショップ〈ハイク〉を会場に、大判プリント17点を展示。写真集『madori』も500部限定で販売される。