ART
2017年、上海がアートの街に生まれ変わります!
June 14, 2016 | Art, Travel | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Akio Mitomi
180年の歴史を持つ港町・上海で「陸家嘴ハーバーシティ・アートプロジェクト」がスタート! 世界中から集まる43名のアーティストが街を彩ります。
OMA、隈研吾、KPF、BENOY……。世界を代表する建築家たちが中国・上海の金融街に集結している。「陸家嘴(ルージアズイ)金融中心地区」と呼ばれる25万㎡ものエリアを再開発しているのだ。プロジェクト竣工後は金融オフィス、商業施設、アートセンター、高級住宅地、ラグジュアリーホテルなどがそろう「陸家嘴ハーバーシティ」として生まれ変わることになる。
あわせてこのエリアに2017年、大規模なパブリックアートプロジェクト「陸家嘴ハーバーシティ・アートプロジェクト」が誕生する。世界的なアーティスト15名に加え、国際公募で28名の作家を選び、エリア内に作品が設置されるのだ。
再開発地区は180年前に開港した上海で、1862年から上海の造船会社のもっとも古い修理場として使われてきた歴史ある場所。今回、公募するアートはその歴史を踏まえた「時空を旅する船」というテーマに沿ったものが求められる。
「陸家嘴ハーバーシティ・アートプロジェクト」のアートディレクターは、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」の総合ディレクターとして知られる北川フラム。彼のほか、公募審査員としてパレ・ド・トーキョー館長、ジャン・ド・ロワジー、ロンドンの有力ギャラリー、ホワイトキューブのディレクター、アンドレア・シュレイカー、ヨーロッパで中国の現代建築・現代美術展をキュレーションしてきた方振寧(ファン・ジェンニン)らが審査を行う。
公募の締め切りは2016年9月30日。国籍、年齢、経験などは不問だ。審査を通過したアートは2017年8月と12月に設置される予定。あわせて2017年9〜10月に「上海市芸術祭」も予定されている。東西の文化が入り交じり、ぶつかり合って華やかな街並を生み出してきた上海にまた一つ、見るべき場所が加わることになる。
あわせてこのエリアに2017年、大規模なパブリックアートプロジェクト「陸家嘴ハーバーシティ・アートプロジェクト」が誕生する。世界的なアーティスト15名に加え、国際公募で28名の作家を選び、エリア内に作品が設置されるのだ。
再開発地区は180年前に開港した上海で、1862年から上海の造船会社のもっとも古い修理場として使われてきた歴史ある場所。今回、公募するアートはその歴史を踏まえた「時空を旅する船」というテーマに沿ったものが求められる。
「陸家嘴ハーバーシティ・アートプロジェクト」のアートディレクターは、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」の総合ディレクターとして知られる北川フラム。彼のほか、公募審査員としてパレ・ド・トーキョー館長、ジャン・ド・ロワジー、ロンドンの有力ギャラリー、ホワイトキューブのディレクター、アンドレア・シュレイカー、ヨーロッパで中国の現代建築・現代美術展をキュレーションしてきた方振寧(ファン・ジェンニン)らが審査を行う。
公募の締め切りは2016年9月30日。国籍、年齢、経験などは不問だ。審査を通過したアートは2017年8月と12月に設置される予定。あわせて2017年9〜10月に「上海市芸術祭」も予定されている。東西の文化が入り交じり、ぶつかり合って華やかな街並を生み出してきた上海にまた一つ、見るべき場所が加わることになる。