FASHION
〈ドルチェ&ガッバーナ フォーブール=サントノレ通り〉、華麗にリニューアルオープン!
February 6, 2020 | Fashion | casabrutus.com | text_Tomoko Odaka editor_Keiko Kusano ©DOLCE&GABBANA
貴重な素材を用いた絢爛豪華なブティック〈ドルチェ&ガッバーナ フォーブール=サントノレ通り〉がリニューアルオープンした。
パリらしい19世紀の建築様式を用いた建物内にある店舗は、1階のメンズエリアと2階のウィメンズエリアを、ルージュ・デゥ・ロワの赤いマーブル模様の大理石で作られた螺旋階段がエレガントにつないでいる。壁には、ナポレオン・ボナパルトと妻・ジョセフィーヌ・ポアルネの肖像画をガラスモザイクで表現した、7mに及ぶ大作が掲げられ、強い存在感を放つ。これはイタリアとフランスの血を引く画家・フランソワ・ジェラールの描いた肖像画を再現したものだ。今回のリニューアルからは、イタリアとフランスの美学の融合というテーマが垣間見える。
内装には、大理石がふんだんに使用され、各エリアに連続性を生み出している。フロアは、色とりどりの高級大理石が足元を飾り、カーブした壁面は、数種類の大理石に光沢のあるゴールドの真鍮を組み合わせ、ラグジュアリーな空間を際立たせている。カーブした壁面にマッチする円筒形のファニチャーやディスプレイケース、ベルベットのソファなどにバロック様式の調度品も加わり、華やかさを演出している。
また、メンズのサルトリアスペースも設けられた。他エリアと同様、大理石や真鍮が用いられているが、落ち着きのある深い配色がなされ、特別なエリアとなっている。
今回の改装は〈カーボンデールスタジオ〉のエリック・カールソンの協力によるもの。互いに千年の歴史を持つイタリアとフランスの美学の融合をパリで実現させたブティックだ。
また、メンズのサルトリアスペースも設けられた。他エリアと同様、大理石や真鍮が用いられているが、落ち着きのある深い配色がなされ、特別なエリアとなっている。
今回の改装は〈カーボンデールスタジオ〉のエリック・カールソンの協力によるもの。互いに千年の歴史を持つイタリアとフランスの美学の融合をパリで実現させたブティックだ。