ART
写真家・若木信吾の展覧会が故郷、浜松で開催。
October 9, 2015 | Art | casabrutus.com | text_Housekeeper
ドキュメンタリー、コマーシャル、アートなど幅広い分野で活躍する写真家・若木信吾の写真展が10月10日より開催される。
1997年のデビューより、ドキュメンタリー手法を用いた撮影スタイルで注目されてきた若木信吾。東京を拠点として活躍しながらも、故郷の静岡県浜松市にたびたび足を運び、浜松の人々のポートレートや故郷の風景などを写真に収めてきた。最新作『英ちゃん 弘ちゃん』(2015年刊行)は、生まれた家が隣同士の二人という、若木の幼なじみを15年にわたって撮影し続けたもの。時間をかけて対象と向き合うスタイルが存分にいかされた作品になっている。
浜松市出身の彼は昨年、浜松市教育文化奨励賞を受賞。本展はその記念として、浜松市主催で開催される。これまでに出版された17冊の写真集を中心に、若木が撮影してきたポートレートの系譜を紐解く。長年撮り続けてきた作品の集大成となるため、写真家のルーツに迫る展覧会になるだろう。
また、10月25日にはアーティストトークを開催する。ゲストは同じ浜松市出身の鈴木康広。2001年に発表した映像インスタレーション《遊具の透視法》で注目を集め、その後も多彩な活躍をするアーティストだ。日常にあるものや自然現象をその独特の感性で捉え、アートに変身させる鈴木。同じ故郷の二人のクリエイターが語る、各々の視点に注目だ。
浜松市出身の彼は昨年、浜松市教育文化奨励賞を受賞。本展はその記念として、浜松市主催で開催される。これまでに出版された17冊の写真集を中心に、若木が撮影してきたポートレートの系譜を紐解く。長年撮り続けてきた作品の集大成となるため、写真家のルーツに迫る展覧会になるだろう。
また、10月25日にはアーティストトークを開催する。ゲストは同じ浜松市出身の鈴木康広。2001年に発表した映像インスタレーション《遊具の透視法》で注目を集め、その後も多彩な活躍をするアーティストだ。日常にあるものや自然現象をその独特の感性で捉え、アートに変身させる鈴木。同じ故郷の二人のクリエイターが語る、各々の視点に注目だ。
若木信吾写真展 XX
鴨江アートセンター 静岡県浜松市中区鴨江町1番地。TEL053 458 5360。10月10日(土)〜11月3日(火・祝)。9時30分〜21時。入場無料。公式サイト