ART
オラファー・エリアソン展がテートモダンにて開催中。
July 20, 2019 | Art | casabrutus.com | text_Megumi Yamashita
デンマーク生まれのアーティスト、オラファー・エリアソン。参加型の展覧会がロンドンにて、来年の1月まで開催中。
2003年、〈テートモダン〉のタービンホールに巨大な太陽と霧を出現させた『ウェザー・プロジェクト』で、世界的にブレイクしたエリアソン。今回の会場はその後オープンした、〈テートモダン〉の新館の方だ。展示は入口前に高さ11メートルの滝のような作品《Waterfall 2019》から始まる。
メイン会場は2階のギャラリーになるが、そこに至る通路や踊り場の空間にも作品が点在する。展示作品は1990年から現在まで40点あまり。ギャラリーの壁一面を苔が覆った作品、霧が立ち込めた39メートルあるトンネルなど、五感を通して感じるインスタレーションが続く。
メイン会場は2階のギャラリーになるが、そこに至る通路や踊り場の空間にも作品が点在する。展示作品は1990年から現在まで40点あまり。ギャラリーの壁一面を苔が覆った作品、霧が立ち込めた39メートルあるトンネルなど、五感を通して感じるインスタレーションが続く。
アイスランドで育ったエリアソンにとって、地球温暖化への警告もテーマのひとつ。1999年に撮影されたアイスランドの氷河の写真も展示のひとつになるが、会期中に新たに撮影される写真が追加展示になる予定で、20年間の変化を浮き彫りにしようというものだ。
隔週水曜日には、ベルリンにあるエリアソンのスタジオの様子をライブで放映。Twitterではハッシュタグ「♯askSOE」で随時質問を受け付ける。またスタジオのキッチンが1階のカフェで再現され、発酵食品のワークショップが開催されるなど参加型の展覧会になっている。
隔週水曜日には、ベルリンにあるエリアソンのスタジオの様子をライブで放映。Twitterではハッシュタグ「♯askSOE」で随時質問を受け付ける。またスタジオのキッチンが1階のカフェで再現され、発酵食品のワークショップが開催されるなど参加型の展覧会になっている。
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