ステーキの極みに会いに日光・霧降高原へ|Pのローカルレストラン探訪 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ステーキの極みに会いに日光・霧降高原へ|Pのローカルレストラン探訪

親子2代にわたる、牛肉への情熱と愛情がこもった、ちょっぴり贅沢なステーキをいただきます。

29292929292929292929肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉♡♡♡ ああ、肉が食べたい。ともかく、肉が食べたいよぉ。そんなこと、ありませんか。私はあります、あるんです。いても立ってもいられないくらい、身体が肉を求めてるときが。疲れてるんじゃない? 確かにそれもあるかもですが、むしろ、元気だから食べたいってこともある。肉といっても、鶏胸肉ではなく、食べるといったらステーキですよ。
和牛天国への入口はこちら。高級別荘のような雰囲気。
東京には、アメリカやらフランスから次々ステーキ屋さんがやって来て、どこも好調だが、ここでいうステーキは「本物の“和牛”」のそれである。大きければいいわけではない。「いきなり」でなくてもいい。大事なのは「質」だ。少量でも上質の牛肉をいただいたときの満足感。それを味わいたいのだ。
2代目店主・齋藤康郎さん。「和牛のおいしさは世界一」と語る。牛肉にかけるパッションは誰にも負けない。
そんなときは、ちょいと日光まで足を延ばすことをおすすめしたい。〈日光グルマンズ和牛〉、この名を覚えて欲しい。なにしろ、登録されている名が「和牛」なんである。だから、電話をかけると「和牛です」と答えてくれる。思わず、くすっと笑ってしまうかわいらしさだ。岩手の前沢牛を中心に、松阪、仙台、とちぎなど、最高のクオリティを誇る牛肉のみを厳選し、この上なくおいしいステーキを提供している店である。
すべてのステーキはコース仕立てとなります。一品目は、和牛のスジ肉をじっくり煮込んでとった、ピュアでクリアなスープ。
味はほとんどつけていない。浮き実は極細切りのキュウリ。口の中を清めます。
すべてのステーキはコース仕立てとなります。一品目は、和牛のスジ肉をじっくり煮込んでとった、ピュアでクリアなスープ。
味はほとんどつけていない。浮き実は極細切りのキュウリ。口の中を清めます。
まずは、この店のステーキの“凄み”からお伝えたしたい。スープ、オードブル、サラダと続いたあと、待ちかねたステーキが鉄板の上でジュージューいいながら登場する。その香りのいいこと♡ 表面にふられた塩、胡椒がカリッと焼けていて香ばしいのである。クラッ。はい、うれしくてクラッときます。

はやる気持ちを鎮めながら、お肉にナイフを入れると、肉汁ドバッと出ると思うでしょ。これが一滴も出ないのだ。にもかかわらず、口に含んで嚙んだ途端、肉汁がわわわっと湧いて出てくるのである。肉汁が口いっぱいに広がるシアワセ。満足感に満たされる。この一口のために日光まで来たのだ。ああ、本当に来てよかった。
2品目はローストビーフ。小さな1枚なのに、ものすごい存在感。一口食べて思わず、うわっ、おいしいと叫んでしまう。
2〜2.5kgの牛のトモサンカクを1時間ぐらいオーブンで焼く。
焼き上がったら、しばらく休ませてから切り出す。
撮影用に、ちょっと熱いうちに切ってしまいました。本来はもっと落ち着いてから切る。
2品目はローストビーフ。小さな1枚なのに、ものすごい存在感。一口食べて思わず、うわっ、おいしいと叫んでしまう。
2〜2.5kgの牛のトモサンカクを1時間ぐらいオーブンで焼く。
焼き上がったら、しばらく休ませてから切り出す。
撮影用に、ちょっと熱いうちに切ってしまいました。本来はもっと落ち着いてから切る。
さて、ちょっと時間を巻き戻して、と。この店、肉のランクでお値段が決まる。どのあたりにするか悩みどころであるが、その前にヒレにするかロースにするかを決めよう。うーん、うーんと悩んだ末、ヒレに。季節によっても若干お値段の差は変わるそうだが、ランチなら4,400円〜、ディナーは5,500円(ロース)〜。

でも、せっかくここまで来たのだからと、「特Bステーキ」のヒレ(15,000円)をはり込んでみた。普通は客に焼く前の肉を見せることはないのだが、特別に見せてもらうと、ヒレながら脂が美しくも繊細なマーブル状に入っていて、見るからにおいしそう。
サラダがまた美しい。トマトのムースに静岡産のフルーツトマト。そして、オレンジとパイン。