FOOD
西海岸から徳島へ渡った、“フード・ハブ”という考え方。
June 5, 2017 | Food | a wall newspaper | photo_Ayumi Yamamoto editor_Yuka Uchida
地方移住の人気エリアとして知られる徳島県神山町に、生産者と消費者をつなぐ「食堂」が生まれました。
移住する若い世代や、サテライトオフィスを構えるIT企業が多く、地方活性化のロールモデルとして注目されている徳島県神山町。そんな神山に今年3月にオープンしたのが食堂〈かま屋〉と〈かまパン&ストア〉だ。
かま屋(食堂)
2つの店を運営するのは町と企業による協同事業〈フードハブ・プロジェクト〉。中心人物は、料理家の野村友里らと〈ノマディックキッチン〉を主催してきた真鍋太一さんと、農家の息子としてこの町で育ち、町役場に勤める白桃薫さん。地元住民と移住者が神山の農業を次世代につなぐため動きだしたプロジェクトなのだ。
彼らが掲げるのは、少量生産と少量消費を循環させる「地産地食」の考え方。白桃さんの父、茂さんを中心に農業を営み、収穫した米や野菜を食堂やパン工房の材料とし、ストアでは加工品も販売する。
彼らが掲げるのは、少量生産と少量消費を循環させる「地産地食」の考え方。白桃さんの父、茂さんを中心に農業を営み、収穫した米や野菜を食堂やパン工房の材料とし、ストアでは加工品も販売する。
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