4アーティストがコラボ! 《GUCCI 4 ROOMS》のすべて。 | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

4アーティストがコラボ! 《GUCCI 4 ROOMS》のすべて。

アレッサンドロ・ミケーレのクリエイティブ・ディレクター就任以来、アートとデジタルを結びつけたユニークなプロジェクトを打ち出すグッチ。遂に日本発の新プロジェクトがスタートした。現在、銀座で開催中の《GUCCI 4 ROOMS》は、ミケーレがセレクトした国内外のアーティスト4名が、現実空間と仮想空間に4つの作品を作るという試みだ。塩田千春、Mr.(ミスター)、真鍋大度、トラブル・アンドリューというバラエティ豊かな参加アーティストに、それぞれの「部屋」について話を聞いた。

GUCCI HERBARIUM ROOM

現代美術作家の塩田千春。 photo_Tetsuya Ito
2015年のヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館作家に選ばれるなど、世界的に活躍する現代美術作家の塩田千春。ファッションブランドとの初のコラボレーションとなる今回のインスタレーションで「赤い糸」の部屋を作り出した塩田がイメージしたものとは?
photo_Tetsuya Ito
Q 展示空間にはベッドや椅子が置かれていて、まさに「部屋」という印象ですが、どのような人物が住む部屋をイメージしましたか?

A 最初にお話をいただいたときのコンセプトが「ホテル」だったので、ホテルに宿泊する若い女性をイメージしました。ベッド、テーブル、椅子はどのホテルにも必ずあるものだと思い選びました。

Q 空間内に塩田さんの代表的な作風である「赤い糸」を張り巡らした意図は?

A 作品に使用する「赤い糸」はいつも血液の色を思って使用しています。今回の展示では、部屋中に永遠に広がる糸からなる宇宙空間を来場した方々に感じてもらえればと思い制作しました。また部屋の壁紙にもなっているグッチの「ハーバリウム」プリントがとても流動的なモチーフなので、糸のイメージと通じるものがありました。通常のホワイトキューブに比べて、すでに模様のある空間は制作しやすかったです。
photo_Tetsuya Ito
Q 実際に完成した部屋を見てどのように思われましたか?

A 赤色の糸だったので、もっと体内的な感覚になるかと思ったのですが、照明効果もあってハーバリウムや部屋というコンセプトに合っていたのではないかと思います。いつも使用している黒色の糸と作品設置の間近まで迷っていたのですが、結果として赤色にして良かったと思います。

Q ファッションブランドとのコラボレーションは初めてだと思いますが、いかがでしたか?

A 「ホテル/部屋」というコンセプトが、私がいつも考えている「不在の中の存在」を形にしやすく、快く引き受けました。ファッションに関して言えば、日常で使用する靴や洋服を作品に使用することも多いので、私は洋服をいつも「第二の皮膚」だと思っています。ミケーレさんからは、プロダクトをあまり意識せず、私の世界の中で作ってくださいというお言葉をいただいていたので、いつものように作品をつくることに集中できました。
GUCCI 4 ROOMS 特設サイト
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