石田潤の In the mode|コレクターにしてデザイナー、ガストン-ルイ・ヴィトンを知っていますか? | ページ 3 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

石田潤の In the mode|コレクターにしてデザイナー、ガストン-ルイ・ヴィトンを知っていますか?

いよいよ会期が6月19日までとなった『Volez, Voguez, Voyagez-Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ—旅するルイ・ヴィトン展)』。これから見に行くという人も、もう一度見たいという人にも展覧会会場で注目してもらいたいのが、3代目当主、ガストン-ルイ・ヴィトンという人物だ。

ガストン所有の〈スティーマー・バッグ〉(1901年頃)。トリコカラーに「V」を組みあわせた図案はガストンが自身のマークとして創作したもので、近年ではメンズ・コレクションにこのマークを取り入れたアイテムも登場した。
当時のヨーロッパにおけるジャポニズムにも興味をいだいたガストンは、刀の「鍔(つば)」(刀剣の柄と刀身との間にある平たい板状の部分)も蒐集。
無料の展覧会公式アプリをダウンロードしておけば、会場でオーディオガイドやインタラクティブな仕掛けを楽しむことができる。上記の桜が舞い散るような演出も、その一例。アプリダウンロード先はこちら。

空へ、海へ、彼方へ—旅するルイ・ヴィトン展

東京都千代田区麹町5丁目
TEL 0120 00 1854。〜6月19日。月曜休(13日は13時から開館)。10時〜20時(17日、18日は22時まで/最終入場21時30分)。入場無料(オンライン予約可)。公式サイト

石田潤

いしだ じゅん  『流行通信』、『ヴォーグ・ジャパン』を経てフリーランスに。ファッションを中心にアート、建築の記事を編集、執筆。編集した書籍に『sacai A to Z』(rizzoli社)、レム・コールハースの娘でアーティストのチャーリー・コールハースによる写真集『メタボリズム・トリップ』(平凡社)など。