180年間、世界を魅了するティファニー ブルーの秘密。 | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

180年間、世界を魅了するティファニー ブルーの秘密。

『カーサ ブルータス』2019年11月号より

世界で最もアイコニックなブランドカラー、それがティファニー ブルー。洗練とラグジュアリーが一目で伝わる、青い色の魅力をひもときます。

《ファーストブルーブック》1845年刊行、ティファニー ブルーブックの第'号。米国初の通販カタログだ。欧州王室のジュエリーやフランスのキャンディなど幅広い商品を掲載。一流の宝石が米国で紹介されたのはこれが初。 ©The Tiffany Archives / Tiffany & Co.
《カタログ》1955年のカタログ。五番街の本店に、変わらぬブルー。ティファニーの商品が持つ気品やラグジュアリー感、そして優れたクラフツマンシップが伝わってくる表紙。  ©The Tiffany Archives / Tiffany & Co.
《バード オン ア ロック》遊び心あふれる魅惑のブローチ、「石の上の小鳥」が登場したのは1965年のこと。以来、異なるジェムストーンを用い、ブルーをはじめ様々な色の作品が制作。時代を超えて愛される名作の一つだ。 ©Tiffany & Co.
《ファーストブルーブック》1845年刊行、ティファニー ブルーブックの第'号。米国初の通販カタログだ。欧州王室のジュエリーやフランスのキャンディなど幅広い商品を掲載。一流の宝石が米国で紹介されたのはこれが初。 ©The Tiffany Archives / Tiffany & Co.
《カタログ》1955年のカタログ。五番街の本店に、変わらぬブルー。ティファニーの商品が持つ気品やラグジュアリー感、そして優れたクラフツマンシップが伝わってくる表紙。  ©The Tiffany Archives / Tiffany & Co.
《バード オン ア ロック》遊び心あふれる魅惑のブローチ、「石の上の小鳥」が登場したのは1965年のこと。以来、異なるジェムストーンを用い、ブルーをはじめ様々な色の作品が制作。時代を超えて愛される名作の一つだ。 ©Tiffany & Co.
別名「わすれな草の色」。この優しげな青色が選ばれた背景には、当時高い人気を誇っていた宝石・ターコイズの存在がある。特にヴィクトリア朝時代には、鳩をかたどったターコイズブローチを結婚式の参列者に、新婦から記念品として贈る習慣があったとか。

涼やかな色合いが水辺を連想させ、気品と共にどこかへ旅立ちたくなるような高揚感を呼び覚ますティファニー ブルー。なんとあのパントーンカラーにも、ティファニー ブルーがあるのをご存じだろうか? 番号は「1837」。そう、ティファニーの創業年! 何と粋なことだろう。
《ファーストブルーボックス》最初に作られたブルーボックス。この箱に収められたティファニーのギフトは人生の輝かしい祝福の瞬間の象徴だ。2世紀以上にわたりティファニーが培ってきた伝統がこの青い箱に詰まっている。 ©The Tiffany Archives / Tiffany & Co.
《ティファニーで朝食を》オードリー・ヘップバーンが自筆で修正したあとが残る、映画『ティファニーで朝食を』の台本。 ©The Tiffany Archives
挿入歌「ムーンリバー」のジャケットデザインにも、ティファニー ブルーがあしらわれていた。 ©Henry Mancini
《ファーストブルーボックス》最初に作られたブルーボックス。この箱に収められたティファニーのギフトは人生の輝かしい祝福の瞬間の象徴だ。2世紀以上にわたりティファニーが培ってきた伝統がこの青い箱に詰まっている。 ©The Tiffany Archives / Tiffany & Co.
《ティファニーで朝食を》オードリー・ヘップバーンが自筆で修正したあとが残る、映画『ティファニーで朝食を』の台本。 ©The Tiffany Archives
挿入歌「ムーンリバー」のジャケットデザインにも、ティファニー ブルーがあしらわれていた。 ©Henry Mancini
ちなみに1906年、NYの地元新聞がこう記している。「いくらお金を積まれても、チャールズ・ルイス・ティファニーが販売できないものがただ一つ」。それは「空のティファニーブルーボックス」だ。ティファニーの名のもとで商品が購入され、包装された状態であってこそ、社外に持ち出すことが許される。この社内規則は今も厳格に守られている。
《ティファニーのウィンドウディスプレイ》ティファニー ブルーのタイムレスな美しさが人々の目を奪う。世界にインスピレーションを与え続けるウィンドウディスプレイ。上海で開催中の『VISION & VIRTUOSITY』展で再現される。 ©Tiffany & Co.
《ティファニーのウィンドウディスプレイ》古来、真実と高潔さのシンボルであり、春の訪れを告げるコマドリ。その卵、ロビンズ・エッグの青色が由来とされるティファニーブルー。2017年にはこんなファンタジックなディスプレイも。 ©Tiffany & Co.
《ティファニーのウィンドウディスプレイ》積極的なアート支援活動でも知られるティファニー。長い歴史をもつ本店のウィンドウディスプレイも、ティファニーの世界観や美意識を高い芸術性と共に広く知らしめてきた。1967年の展示。 ©Tiffany & Co.
《ティファニーのウィンドウディスプレイ》ティファニー ブルーのタイムレスな美しさが人々の目を奪う。世界にインスピレーションを与え続けるウィンドウディスプレイ。上海で開催中の『VISION & VIRTUOSITY』展で再現される。 ©Tiffany & Co.
《ティファニーのウィンドウディスプレイ》古来、真実と高潔さのシンボルであり、春の訪れを告げるコマドリ。その卵、ロビンズ・エッグの青色が由来とされるティファニーブルー。2017年にはこんなファンタジックなディスプレイも。 ©Tiffany & Co.
《ティファニーのウィンドウディスプレイ》積極的なアート支援活動でも知られるティファニー。長い歴史をもつ本店のウィンドウディスプレイも、ティファニーの世界観や美意識を高い芸術性と共に広く知らしめてきた。1967年の展示。 ©Tiffany & Co.
誇りと共に大切に守られてきたティファニー ブルー。「史上もっとも認知度が高く、憧れの対象であるブランドパッケージ」と語り継がれる青い箱の魅力をはじめ、ティファニーの文化と歴史をひもとく展覧会が、いま上海で開催中だ。ティファニー ブルー、そしてポップカルチャーに登場するティファニー、ブルーブック、『ティファニーで朝食を』など6つのチャプターで構成されるブランドエキシビション。華麗かつ奥深いティファニーの世界を、いま改めて探ってみたい。
エリザベス・テイラー。
《エリザベス・テイラー》ティファニーのデザイナー、ジャン・シュランバージェが制作したブローチ。大女優にしてスタイルアイコンのエリザベス・テイラーに1965年に贈られた。彼女はこの品を公の場でも身につけた。 ©The Tiffany Archives / Tiffany & Co.
《フラワー ブローチ》ティファニーがタンザナイトを発見したのは1967年のこと。翌年、世界へ紹介した。初めてタンザナイトにフォーカスしたコレクション作品の一つが、このフラワーブローチだ。 ©The Tiffany Archives / Tiffany & Co.
《バタフライ ブローチ》プラチナの羽にダイヤモンドとサファイヤをセッティングした、青いバタフライのブローチ。ティファニーブルーブック 2019コレクションから。ガラスとスターリングシルバーの容器に収められて。 ©Tiffany & Co.
エリザベス・テイラー。
《エリザベス・テイラー》ティファニーのデザイナー、ジャン・シュランバージェが制作したブローチ。大女優にしてスタイルアイコンのエリザベス・テイラーに1965年に贈られた。彼女はこの品を公の場でも身につけた。 ©The Tiffany Archives / Tiffany & Co.
《フラワー ブローチ》ティファニーがタンザナイトを発見したのは1967年のこと。翌年、世界へ紹介した。初めてタンザナイトにフォーカスしたコレクション作品の一つが、このフラワーブローチだ。 ©The Tiffany Archives / Tiffany & Co.
《バタフライ ブローチ》プラチナの羽にダイヤモンドとサファイヤをセッティングした、青いバタフライのブローチ。ティファニーブルーブック 2019コレクションから。ガラスとスターリングシルバーの容器に収められて。 ©Tiffany & Co.