コペンハーゲンのデザインイベント『3 Days of Design』報告。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

コペンハーゲンのデザインイベント『3 Days of Design』報告。

デンマークで5月に開催された『3 Days of Design』 は、2012年より年1回行われているデザインイベント。今年、話題の新作をブランドごとにピックアップしました。北欧の流行は古典回帰?

ポール・ヘニングセンが手がけた照明の60周年を記念する〈ルイスポールセン〉の展示。左から《PHスノーボール》《PHアーティチョーク》《PH5》。
コペンハーゲンの90以上もの、デザインブランドのショップやショールーム、大使館などが参加し、さまざまな展示やワークショップが行われた3日間のイベント『3 Days of Design』。最近はミラノやケルンといった国際的な家具見本市だけでなく、各都市で行われるイベントも盛んで、その都市特有のトレンドや方向性が凝縮されているのが魅力だ。

ルイスポールセン

《PHアーティチョーク》の60周年記念モデルは黄金色に輝くマット仕上げの真製。2018年10月よりリリースされ、2018年に販売されたものは記念刻印が施される。
《PH5》は中央のシェードが無塗装の銅製に。ミニサイズ(φ30cm)とともに2018年10月発売。
新作《フリントウォール》はクリスチャン・フリントがデザインした屋内外で使用可能な照明。彫刻的な光が特徴。
《PHアーティチョーク》の60周年記念モデルは黄金色に輝くマット仕上げの真製。2018年10月よりリリースされ、2018年に販売されたものは記念刻印が施される。
《PH5》は中央のシェードが無塗装の銅製に。ミニサイズ(φ30cm)とともに2018年10月発売。
新作《フリントウォール》はクリスチャン・フリントがデザインした屋内外で使用可能な照明。彫刻的な光が特徴。
ポール・ヘニングセンが手がけた照明PHシリーズの中でも、象徴的な《PHアーティチョーク》《PH5》《PHスノーボール》が60周年を迎えた〈ルイスポールセン〉。《PHアーティチョーク》は記念モデルが、《PH5》は新色が登場し、新作も発表された。

& tradition

1938年にヴィゴ・ボーセンが手がけた《リトル・ペトラ》。当時、約30脚しか作られず、オークションで高値がつけられていたラウンジチェアが復刻。
ハイメ・アジョンのダイニングテーブル《MEZCLA》。ウォールナット材とゴールドの脚のコンビネーションが印象的。
アルネ・ヤコブセンがデザインを担当したSASロイヤルホテルのロビーのために、スペース・コペンハーゲンが手がけたラウンジチェア《ローファー》。張り地はベルベッド、色バリエーションも豊富。
1938年にヴィゴ・ボーセンが手がけた《リトル・ペトラ》。当時、約30脚しか作られず、オークションで高値がつけられていたラウンジチェアが復刻。
ハイメ・アジョンのダイニングテーブル《MEZCLA》。ウォールナット材とゴールドの脚のコンビネーションが印象的。
アルネ・ヤコブセンがデザインを担当したSASロイヤルホテルのロビーのために、スペース・コペンハーゲンが手がけたラウンジチェア《ローファー》。張り地はベルベッド、色バリエーションも豊富。
伝統と革新という理念を持つブランド〈& traditon〉は1938年に作られたラウンジチェアの復刻とハイメ・アジョンやスペース・コペンハーゲンなどの家具、小物類などを発表。レトロなスタイルや素材が目立つ。

モンタナ

自立型のシェルフ《モンタナ・フリー》。写真のチャイナレッドのほか、ブラックやニューホワイトなど4色展開。
モンタナといえばこのスタイル。クラシックなシェルフは45色の豊富なカラー展開が魅力。36のモジュール、4タイプの奥行きより選択可能。
自立型のシェルフ《モンタナ・フリー》。写真のチャイナレッドのほか、ブラックやニューホワイトなど4色展開。
モンタナといえばこのスタイル。クラシックなシェルフは45色の豊富なカラー展開が魅力。36のモジュール、4タイプの奥行きより選択可能。
日本でも本格的に展開がスタートしたデザイン収納ブランド〈モンタナ〉。色や形を自在に組み合わせる収納システムが定番だが、新作は自立型のシェルフシステム。1段から5段までユニットで構成でき、オプションのパネルを加えることで、様々な使い方が可能に。デザインはデンマーク出身のヤコブ・ワグナー。

エリック・ヨーゲンセン

写真中央の《コロナ》チェアはブランドを代表する椅子のひとつ。
ソファに定評のある〈エリック・ヨーゲンセン〉は歴史的な邸宅内にオープンしたばかりの新ショールームでホームコレクションを展示。グレーやベージュ系の落ち着いたカラーで統一された家具、ファブリックが色のレイヤーになり、ランドスケープを構成するかのように配置された空間が心地いい。

どのブランドでも目立ったのがベルベッド素材、色はゴールドや真鍮、温かみのあるアースカラー。素材やスタイルで見ていくと、北欧はクラシックなテイストが主流のようです。