DESIGN
〈ロイヤル コペンハーゲン〉が贈る、新たな花の物語《ブルームスト》。
April 25, 2018 | Design | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
10年の沈黙を破り、〈ロイヤル コペンハーゲン〉が伝統とアイデンティティに挑んだクリエイション《ブルームスト》を発表。
〈ロイヤル コペンハーゲン〉が、10年ぶりとなる新クリエイション《ブルームスト》を発表。4月25日、日本の本店及び限定店舗にて、世界に先駆けて発売される。
《ブルームスト》は、デンマーク語で「花」を意味する言葉だ。〈ロイヤル コペンハーゲン〉では、1775年の開窯当時から変わらないブルーフルーテッド プレインの絵柄(「パターンNo.1」)から今日に至るまで、花をモチーフとした商品を作り続けているが、ブルーのハンドペイントで描かれるのは常に抽象の花だった。そして、2018年。1779年から描かれはじめた歴史的シリーズ《ブルーフラワー》(「パターンNo.2」)に畏敬を捧げ、描かれたブーケを一本一本の花に解きほぐし、初めてブルーで具象の花を描く新シリーズ《ブルームスト》がデビューを飾る。
《ブルームスト》は、デンマーク語で「花」を意味する言葉だ。〈ロイヤル コペンハーゲン〉では、1775年の開窯当時から変わらないブルーフルーテッド プレインの絵柄(「パターンNo.1」)から今日に至るまで、花をモチーフとした商品を作り続けているが、ブルーのハンドペイントで描かれるのは常に抽象の花だった。そして、2018年。1779年から描かれはじめた歴史的シリーズ《ブルーフラワー》(「パターンNo.2」)に畏敬を捧げ、描かれたブーケを一本一本の花に解きほぐし、初めてブルーで具象の花を描く新シリーズ《ブルームスト》がデビューを飾る。
3つのトーンをもつ、《ブルームスト》の一筆書きのような躍動感あるタッチは今回開発された新技法で、花の野生、そして、変容と多様さ、さらには、詩情を豊かに伝えている。
オランダ人アーティスト、ヴォルター・ドルクは、5年の歳月を要し、この《ブルームスト》を製作。日本のシンプリシティとスカンジナビアのミニマリスムを深く思索し、世界中から花々を選んで、デザインスケッチを進めた。その過程において、ドルクは花のリアルな描写や瑞々しさが描きたいものではないと自覚。本物の自然だけが持つ、 親しく温かな何かを、花々との邂逅を通してかたちにしようと試みた。ハンドペイントのピースはまったく同じに描かれるものはひとつとしてない。また、《ブルームスト》は全アイテムが異なる花で描かれるため、テーブルそのものがひとつのブーケ、そして、ひとつの庭となる。
なお、日本での世界先行発売は、丸の内・本店、オンラインストアを含め、10店舗のみ。全店での発売は、2018年9月となる。
オランダ人アーティスト、ヴォルター・ドルクは、5年の歳月を要し、この《ブルームスト》を製作。日本のシンプリシティとスカンジナビアのミニマリスムを深く思索し、世界中から花々を選んで、デザインスケッチを進めた。その過程において、ドルクは花のリアルな描写や瑞々しさが描きたいものではないと自覚。本物の自然だけが持つ、 親しく温かな何かを、花々との邂逅を通してかたちにしようと試みた。ハンドペイントのピースはまったく同じに描かれるものはひとつとしてない。また、《ブルームスト》は全アイテムが異なる花で描かれるため、テーブルそのものがひとつのブーケ、そして、ひとつの庭となる。
なお、日本での世界先行発売は、丸の内・本店、オンラインストアを含め、10店舗のみ。全店での発売は、2018年9月となる。
ロイヤル コペンハーゲン TEL 0120 665 827