DESIGN
デザインみやげ #07 トム・ディクソンのステーショナリーセット
March 17, 2018 | Design | casabrutus.com | photo_Naoki Seo styling_Yumi Nakata text_Wakako Miyake
春といえば新生活シーズン。この季節に思い出すのが、新学年になったときのこと。新しい教科書、新しい文房具。それらを揃えて新たな人々との生活をスタートした懐かしい思い出を込めて、学生時代からの友人に贈りたい、トム・ディクソンの《ツール ザ マスマティシャン》を紹介。
自身の名前を冠したブランド名を持つデザイナー、トム・ディクソンは、1959年チュニジア生まれ。英国のライフスタイルブランド〈ハビタ〉のディレクターを務めた後、2002年に「TOM DHIXON Ltd」を設立し、インテリアブランド〈トム・ディクソン〉をスタートした。流行を追うことのないオリジナリティあるプロダクトは、一見すると奇抜で異端的だが、決して使いにくいわけではない。それは、彼の代表作でもある、素材そのものの特徴を生かしたビートライトシリーズでも見てとることができる。照明、ファニチャー、フレグランス、ホームアクサリーを展開するほか、空間建築を手がける「デザイン・リサーチ・スタジオ」を設立し、ホテルなど建築分野での活動の幅も広げている。
《ツール ザ マスマティシャン》は、定規、三角定規、分度器、ペーパークリップ6個が紙のパッケージに収められたステーショナリーのセット。無垢の真鍮にデジタルエッチングが施され、工業的でありながら、エレガントさも引き出した美しい文具だ。真鍮は使っていくうちに鈍い光を放つようになり、時間による風合いの変化も楽しむことができる。もちろん使うこともできるが、デスクアクセサリーとしてオブジェのように飾っておくのもおすすめだ。学生時代を思い出すツールを贈ることで、古くからの友人との友情を再確認。箔押しされた文字が描かれたパッケージもギフトとしての魅力十分だ。
《ツール ザ マスマティシャン》は、定規、三角定規、分度器、ペーパークリップ6個が紙のパッケージに収められたステーショナリーのセット。無垢の真鍮にデジタルエッチングが施され、工業的でありながら、エレガントさも引き出した美しい文具だ。真鍮は使っていくうちに鈍い光を放つようになり、時間による風合いの変化も楽しむことができる。もちろん使うこともできるが、デスクアクセサリーとしてオブジェのように飾っておくのもおすすめだ。学生時代を思い出すツールを贈ることで、古くからの友人との友情を再確認。箔押しされた文字が描かれたパッケージもギフトとしての魅力十分だ。
トム・ディクソン ショップ TEL 03 5778 3282