DESIGN
パワーアップした会場構成で魅せる、メゾン・エ・オブジェ・パリ9月展。
June 6, 2017 | Design | casabrutus.com | text_Housekeeper
年2回パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場で開催され、世界中からデザイン関係者が訪れるデザインとライフスタイル分野の見本市、メゾン・エ・オブジェ・パリ。今年の9月展では、より分かりやすくシンプルな構成に再編成されるという展示ホール6に注目だ。
会場の大部分を占める展示ホール6の再編成には、人気セレクトショップ〈メルシー〉の生みの親、ジャン・リュック・コロナ・ディストリアも参加。「クック&シェア」「ホーム&ファッション・アクセサリー」「スマート・ギフト」という3つのメインエリアを中心に、より刺激的でインスピレーションに溢れた空間へとパワーアップするという。
「クック&シェア」のエリアでは、食体験の共有やもてなし術、食を楽しむ方法を、キッチン用品からグルメギフトまで幅広い商品を通して提案。「ホーム&ファッション・アクセサリー」では、さまざまなライフスタイルに合わせたインテリアデコレーションのアイディアを展示する。そして「スマート・ギフト」では、生活を美しく飾るギフトや、オーダーメイドで作ることのできる独創的な贈り物が集まり、視覚的にも触覚的にも楽しめる紙を使ったギフトも特集される。
メゾン・エ・オブジェ・パリでは、毎回1名デザイン&インテリアシーンで傑出した人物「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を選出しているが、今回選ばれたのは、インテリアデザイナーのトリスタン・アウアー。フィリップ・スタルクやクリスチャン・リエーグルのもとで研鑽を積み、クラシックなデザインとアヴァンギャルドなアイディアを融合させた独自のスタイルを作り上げてきた人物だ。今回の会場では、ホール8に設けられた特別スペースの空間デザインを手がけることになっている。
メゾン・エ・オブジェ・パリでは、毎回1名デザイン&インテリアシーンで傑出した人物「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を選出しているが、今回選ばれたのは、インテリアデザイナーのトリスタン・アウアー。フィリップ・スタルクやクリスチャン・リエーグルのもとで研鑽を積み、クラシックなデザインとアヴァンギャルドなアイディアを融合させた独自のスタイルを作り上げてきた人物だ。今回の会場では、ホール8に設けられた特別スペースの空間デザインを手がけることになっている。
今回の「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたトリスタン・アウアー。(c) Olivier Amsellem
より洗練された会場デザインとなったメゾン・エ・オブジェ・パリで、どんな新作がお披露目されるのか、世界中から注目が集まりそうだ。
『メゾン・エ・オブジェ・パリ』
9月8日〜12日〈PARIS NORD VILLEPINTE〉にて開催。公式サイト