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ドキュメンタリーの前後に見たいロバート・フランクの写真集。
April 13, 2017 | Design | a wall newspaper | photo_Keiko Nakajima text_Yuka Uchida
映画『Don’t Blink ロバート・フランクの写した時代』が公開。その世界を広げる、3冊の写真集をピックアップしました。
90歳を超え、さらに精力的に活動を続けるロバート・フランク。現代を代表するこの偉大なる写真家とは何者なのか? それを伝えるドキュメンタリー映画『Don’t Blink ロバート・フランクの写した時代』が4月29日から公開される。映画と併せて手に取りたい写真集を、青山にある写真集専門店〈シェルフ〉の森屋恵美さんに選んでもらった。
時代の異なる3冊が語るのは、巨匠の底知れぬ制作意欲だ。名作『The Americans』の兄弟版とも呼べる『In America』や、映画にのめり込むフランクに触れる『New York to Nova Scotia』。2010年に始めたフォトダイアリーは5冊目となり、最新の『What We Have Seen』も名作だ。映画を通してその多難な人生を知った後は写真がより深く刺さる。
時代の異なる3冊が語るのは、巨匠の底知れぬ制作意欲だ。名作『The Americans』の兄弟版とも呼べる『In America』や、映画にのめり込むフランクに触れる『New York to Nova Scotia』。2010年に始めたフォトダイアリーは5冊目となり、最新の『What We Have Seen』も名作だ。映画を通してその多難な人生を知った後は写真がより深く刺さる。
『In America』
『New York to Nova Scotia』
『What We Have Seen』
『Don’t Blink ロバート・フランクの写した時代』
“この世で最も有名な写真集”と称される『The Americans』を1958年に発表したロバート・フランク。92歳でその人生と制作活動を初めて語る。82分。4月29日よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開。