DESIGN
Good TOOLS For Me|愛用の急須を教えてください。
February 19, 2017 | Design | a wall newspaper | editor_Yuka Uchida
毎回3人のゲストに愛用の日用品を教えてもらいます。今回のテーマは急須。手にしっくりと馴染む逸品とは?
伊藤剛俊の宝瓶。
自分が良いと思う急須の基準は、お茶が綺麗に淹れられるかどうか。それは茶漉しの具合だったり、注ぎ口の角度だったりするのだけれど、一番大切なのは自分の手に馴染むこと。いつも使うものだからこそ、手に馴染むことは最重要なのだ。
毎日、朝起きてまず白湯を飲み、それから今日は何を淹れようかと悩む。コーヒーか紅茶か中国茶か煎茶か番茶か。そのときによって茶器も使い分ける。煎茶にはこれ、番茶にはこれ、のように決まっている。
この急須は友人から頂いた煎茶用のモノ。取っ手が付いていないので宝瓶と呼ぶが、やわらかい甘いお茶を飲むには最適。大きさも自分の手に馴染み、ゆっくりとお茶を淹れられる。こういった形は使うのが難しそうとよく言われるけれど、慣れるとこれじゃないとな、となる。
日本人が昔から変わらず使い続けてきた急須という道具で、心を込めて美味しいお茶を淹れる。急須に湯を入れ、自分の手、そして急須の先から流れるお茶に、日本の文化と伝統を感じる。
毎日、朝起きてまず白湯を飲み、それから今日は何を淹れようかと悩む。コーヒーか紅茶か中国茶か煎茶か番茶か。そのときによって茶器も使い分ける。煎茶にはこれ、番茶にはこれ、のように決まっている。
この急須は友人から頂いた煎茶用のモノ。取っ手が付いていないので宝瓶と呼ぶが、やわらかい甘いお茶を飲むには最適。大きさも自分の手に馴染み、ゆっくりとお茶を淹れられる。こういった形は使うのが難しそうとよく言われるけれど、慣れるとこれじゃないとな、となる。
日本人が昔から変わらず使い続けてきた急須という道具で、心を込めて美味しいお茶を淹れる。急須に湯を入れ、自分の手、そして急須の先から流れるお茶に、日本の文化と伝統を感じる。
櫻井真也
さくらいしんや 新しいお茶のかたちを創造するべく、2014年に〈櫻井焙茶研究所〉を開設。お茶についての様々な企画・提案を行うほか、各地にて呈茶やセミナーを行う。
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