DESIGN
クリスティーナ・キムの新展開。ハギレを再生した美しき布たち。
December 13, 2016 | Design, Fashion | a wall newspaper | photo_Matt Flynn, Yoko Takahashi, Christopher Payne text_Mika Yoshida & David G. Imber editor_Yuka Uchida
米国デザイン界の権威、クーパーヒューイットでいま話題のテキスタイル展は“ハギレ”が主役です。
1902年に建てられたカーネギー家のお屋敷に、〈dosa〉のテキスタイルがこんなにマッチするなんて……! ハギレや布のリユースというと、ロハスで穏やかなイメージを抱きがちだが、現在クーパーヒューイットで開催中のテキスタイル展は、麗しくもあでやかな布たちがズラリ。目を近づけると、丹精込めた手仕事ならではのクオリティーと生命力に圧倒される。
33年にわたりLAのブランド〈dosa〉を率いてきたデザイナー、クリスティーナ・キム。シーズンごとのコレクションにはひとまず終止符を打ち、実験的な創作活動や研究により重点を置くとの発表の後、その具体的な活動に注目が集まっていた。本展は、彼女のこれまでの集大成であると同時に、未来のテキスタイルの方向性をも示す内容となっている。
33年にわたりLAのブランド〈dosa〉を率いてきたデザイナー、クリスティーナ・キム。シーズンごとのコレクションにはひとまず終止符を打ち、実験的な創作活動や研究により重点を置くとの発表の後、その具体的な活動に注目が集まっていた。本展は、彼女のこれまでの集大成であると同時に、未来のテキスタイルの方向性をも示す内容となっている。
ジャムダニ織りのサリーのハギレを何枚もはぎ合わせたdosaの《Eungie》スカート。
ルイーザ・チェベーゼのバッグ。素材はポリアミドやポリウレタン。
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