建て替え直前のソニービルで時代を振り返る『It’s a Sony 展』 | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

建て替え直前のソニービルで時代を振り返る『It’s a Sony 展』

東京・銀座のソニービルで開催中の『It’s a Sony 展』が、連日、多くの人々で賑わっている。本展は、来年春からはじまるソニービルの建て替えを中心とした「銀座ソニーパークプロジェクト」の一環として、50年余りのソニービルとプロダクトの歴史を写真や実物で一気に振り返るというもの。「あーこれ覚えてる!」と思わず声を出してしまいそうな、懐かしいソニー製品や広告など、レアなアイテムが多数登場している。

日本初のトランジスタラジオ《TR-55》(1955年)。このラジオにはキャリングケース、イヤホン、アンテナコードなどが付属されていた。「小型・軽量・ポータブル」という、その後のソニー製品の性格を位置づける製品だ。
『It’s a Sony展』は、前期となる「Part-1」が2017年2月12日までで、後期「Part-2」は2月17日〜3月31日までとなる。「Part-1」では、エポックメイキングとなる歴代のソニー商品やグッズなどを年代別に約730点展示しながら、ビル自体の歴史も振り返ることができる内容となっている。「Part-2」ではガラリと展示が変わり、未来を見つめる内容になるとのこと。本記事では現在開催中の同展「Part-1」から、特に目を引く展示をピックアップ。写真を中心にご紹介していきたい。
自動車に載せるテレビを目指して開発されたポータブルテレビ《TV5-303》(1962年)。こちらもキャリングケース付きだった。当時、世界最小で最軽量のポータブル白黒テレビとして注目され、ニューヨーク5番街にできたショールームには多くの人々が押しかけたという。
右:トリニトロンカラーテレビ《KV-1310》(1968年)。ソニー独自のトリニトロン方式によるカラーテレビ1号機として、ソニービルで製品発表会が行われた。左:《KV-1310》のブラウン管=トリニトロン管。発売当時、画質の美しさが話題を呼んだ。
音楽を街に持ち出す文化を生み出した《ウォークマン》シリーズの展示の一部。初代ウォークマン《TPS-L2》(1979年)が画期的だったことのひとつに、イヤホンジャックを2つ装備したことが挙げられる。これは盛田昭夫の発案によるもので、恋人や友達同士などふたり一緒に音楽を共有できるようにという配慮からだった。
コピーライター・一倉宏による「音が進化した。ヒトはどうですか。」というキャッチコピーとともに、音楽に聴き入るような猿の表情がとても印象的だった《ウォークマン》のテレビコマーシャル。
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