ロンドンにデザイン・ビエンナーレ誕生! 第1回のテーマは「ユートピア」です。 | ページ 3 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ロンドンにデザイン・ビエンナーレ誕生! 第1回のテーマは「ユートピア」です。

ロンドンでは毎年9月後半が「デザイン・フェスティバル」となり、街のいたるところでデザイン関係のイベントや展示、見本市が開催される。それに合わせ、今年から「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ」がスタート! 世界各国の代表がデザインで競い合うといった趣向だ。会場は18世紀に建てられた元貴族の屋敷である「サマセットハウス」。37か国が参加した、記念すべき第一回の様子をリポートします。

ユートピア賞受賞はロシア。世界初公開のソビエト時代のデザインに興味津々。
「ユートピア賞」に選ばれたのは、ロシア。モスクア・デザインミュージアムが所有するソビエト時代のデザイン資料の展示で世界初公開だ。クルマやボート、家電やキッチン用品まで、社会主義化でユートピア的な理想を掲げてデザインされたものは、商業臭さのない時代を超えたデザインとも言える。
製品化されたものもあるが、多くはソ連崩壊後に資料ごと紛失していたという。
だだし、デザインとインダストリー(製造)のリンクが充分でなかったため、多くがプロトタイプ止まりで、実際に製品化したものは少なかったとのこと。なおさら貴重な資料だ。
スイスは7人のデザイナーが参加。ジャガー賞を受賞。
一方、デザインと製造のリンクを追求したスイスは、今回のスポンサーである自動車メーカー〈ジャガー・イノベーション賞〉を受賞した。フランス、イタリア、ドイツなどの真ん中に位置し、政治的に永世中立国の立場を貫くスイス。今回は「間(あいだ)」をテーマに7組のデザイナーが製造業者と組んで作品を開発。スイス的なデザインと高い技術をベースに、「中立」であることの意味を問いかける、具体的でありながらかなりコンセプチュアルな内容だ。
会員プログラム

登録者数12,000人突破!

建築家のアトリエ見学/名作家具プレゼント/限定メールマガジン…すべて無料。

建築家のアトリエ見学に、名作家具プレゼントも。

いますぐ登録!