長山智美のラブリ〜民芸 「マトリョーシカ」 | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

長山智美のラブリ〜民芸 「マトリョーシカ」

さてさてさて、ワタクシ長山智美が世界各国のラブでキュートな民芸品、手工芸品をご紹介します連載「ラブリ〜民芸」も3回目。今回はプチ趣向を変えまして、ラブリ〜民芸お取り扱いショップさまへのご訪問取材てのをさしていただいちゃいましたの。

木の香さま所蔵の「箱根七福神人形」。残念ながら最プチサイズはあまりにもプチ過ぎゆえ紛失ですとか。絵付けはめちゃシンプルですけど、入れ子プリは確かにマトリョーシカそのものでございます。非売品。
先生によりますとマトリョーシカの発祥は1890年頃。ロシア正教の神父さまが日本のお土産としてお持ち帰りしました箱根の七福神人形を元にセルギエフ・パサードの地で作られ始め、1900年のパリ万博出品にて銅賞を受賞しましたことから世界デビューを果たされましたとか。

マト産業の全盛期は1960年代。この時代にはロシアお土産の代名詞としてのワールドスタンダードに。そして1990年代頃からはオリジナルデザインを制作しますマト作家なんてのも続々デビューし、よりバラエティー豊かなラインナップとなって今日にまで至るそでございます。
マトリョーシカ発祥の地、セルギエフ・パサード地方のマトリョーシカ。こちら産地の絵柄が初期モデルにいちばん近いモノですとか。中身はセミョーノフのモノとは違って母、娘(または息子)、孫といった農村の1家族がモティーフ。そのコによって一つ一つ中身モティーフが微妙に違いますので、どんなコたちが入ってますかは「木の香」さま店頭にてマストチェックでございます。「女の子マトリョーシカ 5型」5,000円。
ところでこのテのお人形には、日本のこけし=水子供養説やスウェーデンのダーラナホース=幸運のお守り説などその存在理由てのがイロイロあるものでございますが、マトリョーシカは現地では子孫繁栄を願う縁起モノ、または子供に片付けや収納、数の数え方を教える知育玩具として親しまれてますとか。
ダルマ型の木地におなじみのセミョーノフ柄がつきました10人入りのマトリョーシカ「カチューシャ」。10人もの収納を可能にしますのはこのカタチゆえの成せるワザ。しかし最プチの黄色は人てよりはもはやナゾの物体に….。「セミョーノフ10型」9,600円。
ちなみにマトリョーシカ産地ではスタンダードな入れ子型以外にも童話モティーフの人形セットやらマトグッズなど、また違った趣向のアイテムなども数多く製作されてございます。現在「木の香」さまではこのよなエクストラアイテムをも豊富にお取り揃え。さらには毎月1回、マイ・マトリョーシカが作れちゃいます絵付けお教室なんてのも開催ちう。