本物の城に泊まる!? 一日一組の“キャッスルステイ”が話題です。 | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

本物の城に泊まる!? 一日一組の“キャッスルステイ”が話題です。

長崎県の北西、南北に細長い形をした平戸島と大小約40の島々から成る平戸市。今年4月、1日1組限定で宿泊できる城として〈平戸城 懐柔櫓〉がオープンした。通年、宿泊施設として利用できる城は日本で唯一。

●平戸で見るべきデザインスポットは?

海側から見た〈平戸オランダ商館〉。白い壁に緑の窓の色合わせが爽やかだ。
〈平戸オランダ商館〉

長崎の出島よりも以前、日本で唯一のオランダ貿易港として栄えていた平戸に、1609年に建築された〈平戸オランダ商館〉。本館、住居、倉庫などが立ち並ぶ中、1639年に日本初の西洋の石造建築として建てられた倉庫を、2011年に再現したもの。オランダに残っていた帳簿を元に、約20,000個の砂岩切石を積み上げた上に漆喰を塗った美しい白壁の建物だ。
約50センチ四方の巨大な松の柱が建物を支える。
館内には、大航海時代の絵図などを多数展示している。
当時の貿易にまつわる絵図なども。
江戸幕府によるキリスト教禁制の中、クリスマスを祝えないオランダ人が日本の正月をまねた、『阿蘭陀正月料理図』。肉料理やビスケットなどが描かれている。
建物の中央には、樹齢700年以上の松の木を使った約50センチ四方の巨大な柱が並び建物を支えている。釘を使わない構造はオランダ本国でも見られる建築様式。屋根には平瓦や丸瓦などを用い、洋風の建築物でありながら日本の建築技術も生かされている。

当時の貿易にまつわる資料として絵図や書物を展示してあるほか、航海用具、オランダから伝わった食器などの日用品や、当時の貿易品として、南蛮漆器や中国陶磁器を展示している。
1639年に建てられた、日本初の西洋建築物を復元。
柱の下部は1階の天井部分の四角い梁、柱の上部は2階天井の丸い梁。2階はイベントスペースとして現代アートの企画展などを開催している。

〈平戸オランダ商館〉

長崎県平戸市大久保町2477 TEL0950 26 0636。8時30分~17時30分。第三火、水、木曜休。

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