歴史に残るコラボレーション作品が勢揃い。『LOUIS VUITTON &』開催中|石田潤のIn The Mode | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

歴史に残るコラボレーション作品が勢揃い。『LOUIS VUITTON &』開催中|石田潤のIn The Mode

原宿〈jing〉で開催中の『LOUIS VUITTON &』。ルイ・ヴィトンが160年以上にわたり、クリエイターと共に作り上げてきたコラボレーション作品が一堂に介する必見の展覧会だ。

1898年に制作された探検家のための《ベッド・トランク》。背景を飾るのは小林健太の写真作品。
「シルクを彩るアート」の部屋。奥に展示されているのはジェフ・クーンズとルイ・ヴィトンとのコラボレーションコレクション〈MASTERS〉(2017年)の《モナ・リザ》 のスカーフ。

左から、ケニー・シャーフによる《コズミック・ポップ》(2014年春夏)、インドネシアを代表するアーティスト、エコ・ヌグロホの《トロピカル》(2013-14年秋冬)、ヌーヴォー・レアリスムの創始者の一人であるアルマンの《シュル・ラ・ルート・ドゥ・ラ・ソワ(シルクロードにて)》(1990年)。

磯崎新によるスカーフは、アンビルトとなった〈ダニエル・タンプロン財団美術館計画案〉がモチーフに。
第3の部屋《アーティスティック・コラボレーション:伝統の創造》には、創業初期に作られたアーティストとのコラボレーション作品と共に、吉岡徳仁、マルセル・ワンダース スタジオらが制作した〈オブジェ・ノマド コレクション〉の家具も展示されている。バックグラウンドにあしらわれたのは小林健太の写真作品で、小林は〈ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋〉に続くコラボレーションとなる。カラフルな空間に続いて現れるのは、同じくポップなテイストの《シルクを彩るアート》の部屋だ。スティーブン・スプラウスのグラフィティを背景に、ソル・ルウィット、ジェフ・クーンズといった現代アート界の大御所から、オズ・ジェメオス、ケニー・シャーフらストリートシーンのアーティストまで、コラボレーションした数々のスカーフが飾られる。その中には磯崎新のスカーフもあり、アンビルトの建築となった《ダニエル・タンプロン財団美術館計画案》をモチーフとした3点(1987年制作)が展示されている。
2006年にルイ・ヴィトンが企画したコラボレーション企画で、ザハ・ハディドは1960年代に制作されたバゲットバッグを再解釈。
フランク・ゲーリーによる〈フォンダシオン・ルイ・ヴィトン〉の模型(右)と青木淳による〈ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店〉(2004)の模型。銀座並木通りの店は今年3月、同じく青木淳設計の新しい店舗に建て替えられた。
〈アイコンとアイコノクラスト: Celebrating Monogram〉でクリエイターたちが制作した「モノグラム」のバッグ。左から、カール・ラガーフェルド(2点ともに)、マーク・ニューソン、川久保玲、フランク・ゲーリー、クリスチャン・ルブタン。
川久保玲はこれまでに3度、ルイ・ヴィトンとコラボレーションしている。2008年に発表された6つの《パーティバッグ》と〈アイコンとアイコノクラスト: Celebrating Monogram〉で制作された《バッグ ウィズ ホールズ》、そして今年〈銀座並木通り店〉のためにブラックのグレインカウハイドレザーで復刻された《バッグ ウィズ ホールズ》が揃う。
《アイコンの再解釈》の部屋には、1996年の〈セブン デザイナーズ コレクション〉と2014年の〈アイコンとアイコノクラスト: Celebrating Monogram〉で発表された、クリエイターとの豪華なコラボレーションが一堂に介する。〈セブン デザイナーズ コレクション〉は「モノグラム」誕生100周年を記念したもので、アズディン・アライア、ヘルムート・ラング、ヴィヴィアン・ウエストウッドら7名のファッションデザイナーが「モノグラム」をテーマに作品を制作した。〈アイコンとアイコノクラスト: Celebrating Monogram〉では、同じく「モノグラム」をテーマにカール・ラガーフェルド、川久保玲、クリスチャン・ルブタン、シンディ・シャーマン、マーク・ニューソン、フランク・ゲーリーといった6名のクリエイターがコラボレーション。川久保とルイ・ヴィトンのコラボレーションは、続く《川久保玲によるルイ・ヴィトンの世界》の部屋でも展示されている。

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