〈ミナ ペルホネン〉の展覧会がスパイラルで開催中。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

〈ミナ ペルホネン〉の展覧会がスパイラルで開催中。

〈ミナ ペルホネン〉の展覧会『風景の色 景色の風 / feel to see』が、12月1日まで東京・表参道の〈スパイラル〉で開催中。〈ミナ ペルホネン〉の原点であるテキスタイルデザインを通して、これまで歩んできたストーリーが体験できる。

会場に入るとすぐ現れる《ocean》。高い天井から伸びる〈ミナ ペルホネン〉のテキスタイルがゆっくりと上下に動いている。
〈ミナ ペルホネン〉の代表的なテキスタイルを海の波に見立てた。
時代と共に変化する暮らしやテキスタイルデザインをイメージしている。
映像作品《motion》。一つひとつのモニターに投影されるデザインは異なりながらも、互いに繋がりあっている。映像はオランダを拠点に活動する遠藤豊(LUFTZUG)によるもの。
11月7日、東京・青山の〈スパイラル〉で〈ミナ ペルホネン〉の展覧会『風景の色 景色の風 / feel to see』が始まった。今回は〈ミナ ペルホネン〉を象徴するテキスタイルにフォーカスし、テキスタイルのアーカイブや映像のインスタレーションを展示する。それぞれのテキスタイルの魅力やデザインに込めたストーリーを、これまでとは違う形で感じられる内容だ。

「人にとって最も小さな“空間”は服だと思います。その空間というものをどう表現できるのか、考えながら作る中で代表的と言えるテキスタイルを展示しました。3,000種類に及ぶアーカイブから選んだものです」と皆川 明。テキスタイルは服や家具においては材料であり、デザインのプロセスの途中に存在しているが、最終的にはデザインに大きな役割を果たしている。本展では特にブランドを代表するテキスタイルについて、その世界観を表現する映像を使った展示も設けられた。「テキスタイルに込められた世界は人の記憶と繋がっています。記憶に残ったものが動き出すことで、より表情が生まれるようになりました」。映像という新しい表現を通して、テキスタイルのモチーフや空間の織りなす景色、そこに吹く風や光を感じられる展示となっている。

さらに本展では〈ミナ ペルホネン〉の初期作品も多数公開。「一番最初に作ったもの」をテーマに、これまでの展覧会にはなかったシャツやデニム、バッグなどが集められた。現在のデザインに至る礎となったものもあれば今と全く変わらないものもあり、一貫してブランドが大切する思いが伝わる名品の数々が並んでいる。
〈ミナ ペルホネン〉の初期作品を展示する《0→1》。
初公開作品も多数。
会期中、皆川 明によるペインティング《happening》も。モチーフは猿。制作過程は特設ウェブページにて動画を公開中。
会場入り口横のショーケースでは、皆川によるペインティングも進行中。数匹の猿がモチーフとなっており、これについて皆川は「猿は群れで“共生”する習性があります。この不確定な社会状況の中で、今は人々が共生した方がよいのではとないかと思い、様々な種類の猿が共生している様子を描きました。即興で書いているので、今後をお楽しみにしていてください」と語る。制作過程は特設ウェブページから動画で観ることもできる。
展示作品《motion》より。

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