伊勢丹新宿店でトム・サックスの“商品”をお買い物|石田潤の In the mode | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

伊勢丹新宿店でトム・サックスの“商品”をお買い物|石田潤の In the mode

トム・サックスの作品が“買える”展覧会、『トム・サックス:店舗体験』展が〈伊勢丹新宿店〉2階の「ISETAN THE SPACE」で始まりました。アート作品はもちろん、家具から雑貨まで、買い物心をくすぐる商品が揃います。

Tシャツは《Tom Sachs × Isetan T-shirt》(伊勢丹限定品、7,590円)、《Ten Bullets T-shirt》(4,400円)、《Space Program 4.0 T-shirt》(世界先行発売、7,590円)、《Log Jam》(世界先行発売、13,200円)の4種類。
こちらも世界先行販売となる《Tom Sachs x Noguchi Lamp》。
人類史上初めて月面着陸したふたりの宇宙飛行士の名前を冠したチェスセット。宇宙でも楽しめるようチェス盤はプラスチックで作られ、駒にはマグネットが付いている。
アメリカのダイム硬貨を用いたペーパーウェイト(世界先行発売、52,800円)。
金継ぎを施したNASAお猪口。
竹とマキタのバッテリーを組み合わせた照明のつく彫刻作品。
それにしても何故、こんなにもトムの作り出すものたちは人々を興奮させ、「買いたい」欲望を刺激するのだろうか? NASAのロゴ入り金継ぎお猪口、アメリカのダイム硬貨を用いたペーパーウェイト、竹とマキタのバッテリーを組み合わせた照明のつく彫刻……。トムならではの発想で生まれたものたちは、ユニークかつユーモアでありながら機能性も兼ね備えている。カーサブルータスのインタビューで、トムは「商品を作る際に、オーディエンスを想定するのか?」という問いに次のように答えている。

マーケティングはしない、消費者が欲しがるものは作らず、彼らが必要としているものだけを作る。僕らも自分やチームのためだけに作る。自分たちで決めたレベルに達した時点で、他の人々にも響くんだと思う。ただそれだけさ。とことん限定した中でのモノ作り。それがトム・サックス・スタジオなんだ。

消費者が必要としているもの、自分や仲間が求めるものを、一つひとつ、心を込めて作る。ものづくりの原点がここにある。
なんと〈伊勢丹新宿点〉10面のウィンドウが「トム・サックス:店舗体験」に!
普段はハイブランドが飾るウィンドウもトムがジャック。
新宿の夜景が写り込んだウィンドウ。最初の仕事は〈バーニーズニューヨーク〉のウィンドウディスプレイ制作だったというトムの指示の下、入念に制作が進められた。
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『Tom Sachs:Retail Experience トム・サックス:店舗体験』

〈伊勢丹新宿店〉本館2階「ISETAN THE SPACE」東京都新宿区新宿3丁目14番1号。~11月30日。ウィンドウディスプレイは~10月13日。期間中、会場内で2つの映像作品を上映し、用意された質問の正解者には、トム・サックス ドッグタグ(未発売)が進呈される。 インスタグラム:@isetan_the_space #tomsachsisetan

石田潤

いしだ じゅん  『流行通信』、『ヴォーグ・ジャパン』を経てフリーランスに。ファッションを中心にアート、建築の記事を編集、執筆。編集した書籍に『sacai A to Z』(rizzoli社)、レム・コールハースの娘でアーティストのチャーリー・コールハースによる写真集『メタボリズム・トリップ』(平凡社)など。

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