さようなら、テレンス・コンラン卿。 たくさんのインスピレーションをいただきました。 | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

さようなら、テレンス・コンラン卿。 たくさんのインスピレーションをいただきました。

9月12日、イギリスのデザイン界の巨匠、サー・テレンス・コンランが天に旅立った。たびたび誌面にご登場いただき、深いご縁があったカーサブルータス。その軌跡を辿り追悼とさせていただきたい。

『カーサ ブルータス 2001年5月号』「コンラン卿が選んだアジア雑貨 ベトナムとタイへ初めての旅」記事より。コンラン卿は無類のホウキ好きだった。 photo_Keiko Nakajima
『カーサブルータス 2003年3月号』「今、中国で一体何が起こっているの!?(コンラン卿が見つけたMODERN CHINA DESIGN)」記事より。モダン・チャイナを探して、北京と上海を精力的に回る。70歳を過ぎても若々しかった。 photo_Keiko Nakajima
『カーサブルータス 2003年3月号』「今、中国で一体何が起こっているの!?(コンラン卿が見つけたMODERN CHINA DESIGN)」記事より。片手に毛主席語録、片手に葉巻! タバコは嫌いだが、葉巻は最後まで手放さなかった。 photo_Keiko Nakajima
亡くなったことを受け〈デザインミュージアム〉の入口には、コンラン卿のポートレートと花、そしてメッセージを記帳できるノートが設置された。アップルのジョナサン・アイブからのメッセージがあったので、紹介したい。

「デザインを庶民のものにした人、それは他ならぬテレンスでした。私たちはそんな彼の肩の上に乗っかっています。フォルムと機能のバランスが取れていなくてはならない、シンプルであることは美しい、デザインとは贅沢ではなく必需である、といった確固たる信念。私たちはそれを引き継ぐことでしか、彼への恩義を返すことはできません。私のヒーローであり友人でもあったあなたが旅立ち、さびしさでいっぱいです」
ジョニー・アイヴ

享年88歳。命を使い切った人生だった。ひとつの時代の終焉でもある。ありがとうございました、サー・テレンス・コンラン!

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