土田貴宏の東京デザインジャーナル|E&Y「evergreen」展に見るデザインの最前線 | ページ 3 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

土田貴宏の東京デザインジャーナル|E&Y「evergreen」展に見るデザインの最前線

30周年を迎えた〈E&Y〉の展覧会が、東京・六本木のアクシスギャラリーで開催中だ。トム・ディクソン、マイケル・ヤングをはじめ、国内外の優れたデザイナーを起用してきた家具レーベルの”evergreen(エバーグリーン)”とは。

マックス・ラムによる新作〈TOKONOMA〉は木製のスツール、ガラスのベース、銅製の器、カラフルなマットの4点で構成。こぢんまりした空間にセットで置きたい。
会場の中心を占めるのは最新のコレクションだ。まず注目されるのは、今回、初公開されたマックス・ラムによる〈TOKONOMA〉シリーズと、中坊壮介によるスツール〈MOON〉。マックス・ラムは現在のイギリスを代表するデザイナーのひとりだが、量産品のデザインよりも、少数生産の家具を主にギャラリーを通して発表している。新作〈TOKONOMA〉は、過去から受け継がれる製造方法を用いた4点で構成される。日本の床の間にインスピレーションを得たもので、それぞれに機能を持ちながらもシュールな趣がある。
中坊壮介の〈MOON〉は難易度の高い3本脚のスツール。構造やパーツのサイズをきめ細かく検討して、安定感とシンプルさを両立させた汎用性の高い一脚だ。
ジャスパー・モリソンのもとで経験を積んだ中坊壮介のスツール〈MOON〉。独特の構造とバランスで、難易度の高い3本脚のスツールの完成度を高めている。

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