東京ミッドタウンで『デザインタッチ 2019』がスタート! | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

東京ミッドタウンで『デザインタッチ 2019』がスタート!

今年も『Tokyo Midtown DESIGN TOUCH』がスタート! ミッドタウン・ガーデンに広がる「デザインの森」に出現した色鮮やかな作品をはじめ、現地の様子をリポートします。

・「ドコモとデザイン」「MAZDA DESIGN Exhibition」

「ドコモとデザイン」 これまで一般公開されたことのない、スマートフォンなどのプロトタイプ、スケッチを多数展示。時代の新たなスタンダードとなるようなデバイスを、「感性」「素材」などドラスティックな視点から模索していく過程を知ることができる。
「MAZDA DESIGN Exhibition」 〈マツダ〉の《MAZDA CX-30》を、「ART OF LIGHT -reflection-」というテーマの空間のもとで展示。光をエレガントに抽象的に表現した映像は、 ビジュアルデザインスタジオ〈WOW〉が手がけている。

・Salone in Roppongi vol.7 2019

《Pieces》/柿木原政広 正方形から円をくり抜いたときに残る、本来捨てられてしまう四隅の”余り物”を連結させたモビール。
ミラノ・サローネにゆかりのあるクリエイターに焦点をあてる「Salone in Roppongi」では、今年は柿木原政広によるモビール作品が「ガレリアB1」に出現。四角い形から丸を抜いた”余り物”を連結させたモビールは、館内に吹く風によって軽やかに揺れ、不思議といつまでも見ていられる魅力を持つ。”丸”だけが使われていた高度経済成長期に対して、現代ではそれらの”余り”が重要な意味を持つのではないか。そうしたサスティナブルなイメージを、ブルーノ・ムナーリが「役に立たない機械」と呼んだモビールによって表現した。

また、〈東京ミッドタウン〉が毎年開催し、アイデアや作品を生み出す”人”にもフォーカスし、その活動を支援する「TOKYO MIDTOWN AWARD」の受賞作品も、「デザインコンペ」「アートコンペ」それぞれの部門で発表、展示。展示会場では、「オーディエンス賞」を選ぶ一般投票も実施している。

デザインコンペでは、ボックス部分までティッシュでできている、《すべてティッシュでできたティッシュペーパー》がグランプリを獲得。サスティナブルが大きなテーマである現代において明日の新たな定番となりそうな、「THE NEXT STANDARD」という今年のテーマにふさわしいアイデアだ。応募者がそれぞれ自由にテーマを設定するアートコンペでは、ミミズが排泄する”糞塚”をそのままの形で焼成して陶にした《made in ground》が受賞。六本木という華やかな街において遠ざけられがちな排泄物をあえて素材とし、生物の残す彫刻であるととらえて、作品にまで昇華させている。

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