日本のモダンデザインの源流を探るSIGNの新スペース。|土田貴宏の東京デザインジャーナル | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

日本のモダンデザインの源流を探るSIGNの新スペース。|土田貴宏の東京デザインジャーナル

フランスのハイエンドなヴィンテージ家具を扱うギャラリーとして国内外で知られる広島の〈GALLERY - SIGN〉。東京にオープンした彼らの新しいスペースは、日本のモダンデザインの未知の魅力を掘り起こす。

六本木にオープンした〈GALLERY - SIGN〉の『シャルロット・ペリアン&坂倉準三』展より。会期は8月31日まで。
ジャン・プルーヴェ、シャルロット・ペリアン、ピエール・ジャンヌレをはじめとする、フランスのミッドセンチュリーに活躍したデザイナーたち。その貴重なヴィンテージ家具の中でも特に上質なものを扱うギャラリーとして、多くの顧客に信頼されているのが〈GALLERY - SIGN〉だ。2005年に東京でオープンし、2015年からは拠点を広島に移したが、待望の新しいギャラリーが六本木に完成した。オープニングと同時に『シャルロット・ペリアン&坂倉準三』展が開催されている。
家具は坂倉準三が1940年代にデザインしたもの。壁のタピスリーは、1955年の「ル・コルビュジエ・レジェ・ペリアン 三人展」で実際に展示されたル・コルビュジエによる《二本の瓶と付属品》。
ペリアンの作品は、壁面の棚《NUAGE》はじめ日本から影響を受けたものを中心に展示。
家具は坂倉準三が1940年代にデザインしたもの。壁のタピスリーは、1955年の「ル・コルビュジエ・レジェ・ペリアン 三人展」で実際に展示されたル・コルビュジエによる《二本の瓶と付属品》。
ペリアンの作品は、壁面の棚《NUAGE》はじめ日本から影響を受けたものを中心に展示。
「新しいギャラリーも、20世紀のフランスの優れたデザインを扱うのがベースなのは変わりません。それに加えて、日本のモダンデザインをきちんと発信したいと考えています。フランスと日本のデザイナーが、ルーツの部分でつながっていることも多い。特に坂倉準三は、パリのル・コルビュジエの建築事務所で働いていた時、同僚だったシャルロット・ペリアンに大きな影響を受けていました」