DESIGN
1940〜70年代の10の名作椅子が〈アーツ&サイエンス〉に集結。
June 29, 2019 | Design | casabrutus.com | text_Housekeeper
パリのファニチャーギャラリーの先駆者であるエリック・フィリップが選んだ1940~70年代の名作椅子10脚が、期間限定で〈AT THE CORNER BY ARTS&SCIENCE〉にて展示・販売。ハンス・J・ウェグナー、イルマリ・タピオヴァーラ、フランク・ロイド・ライトなどの巨匠の名品を含めた、独自の視点で選ばれた椅子が一堂に会するまたとないチャンスです。
パリで30年以上に渡ってファニチャーギャラリーを営むエリック・フィリップが厳選した、1940~1970年代に製作された貴重な名作椅子10脚が並ぶ本展。「展覧会のために10脚の椅子を選んでほしい」という〈アーツ&サイエンス〉のオーナー、ソニア パークの依頼に対して、エリック・フィリップが定めたコンセプトは、“日本のインテリアに寄り添うデザインのもの”。〈帝国ホテル旧本館〉や〈自由学園明日館〉などを手がけ日本ともゆかりのある建築家、フランク・ロイド・ライトによる《タリアセン・チェア》など、モダニズムの潮流の中で生まれた、機能とデザイン上の意匠とを兼ね備えた、時代を超える名作が、独自の視点のもとでセレクトされている。
展示では、それぞれの椅子に込められたデザイン上のディティール、ストーリーにもフィーチャー。名作の魅力が再発見できるのはもちろん、セレクトに通底している”良い椅子とは何か”という問いに対するエリック・フィリップの返答も楽しみたい。
『10 CHAIRS by Galerie Eric Philippe』
〈AT THE CORNER BY ARTS&SCIENCE〉東京都港区南青山6-1-6 パレス青山109 TEL 03 6418 7960。6月28日〜7月15日。7月1日、8日は休店日。13時〜20時。