人気作家の「夏のガラス」10。 | ページ 8 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

人気作家の「夏のガラス」10。

夏が来る前に、とびきり涼し気なガラスを手に入れたい! 冷たい水やビールがおいしくなるグラスから、果物や花が似合うプレートまで、人気作家のみずみずしいガラスを紹介。

YOSHIMI TANIGUCHI
谷口 嘉
氷のように繊細で、プロダクトのように使いやすい。

ありそうでなかった多角形のガラス皿。どれもびっくりするほど薄くて上品。上/《金縁長方小鉢》W17×D12×H3.3cm 11,000円、右/《金縁 長方鉢》W20.7×D15.3×H4cm 15,000円、左/《金縁 十二角小皿》φ15×H2.8cm 10,000円(すべてオン・ザ・ショア TEL 03 6228 0657)
どれも数センチの立ち上がりがあるので、盛りやすく見栄えよし。繊細な金縁も料理をおいしく見せる役割を担っている。
左/アタマの部分を風船のように大きくふくらませたフラワーベース。アートピースのような《花器 しのぎ》φ14×H23.5cm 22,000円、右2点/《しのぎグラス》φ7×H9cm 各5,000円(オン・ザ・ショア)
ありそうでなかった多角形のガラス皿。どれもびっくりするほど薄くて上品。上/《金縁長方小鉢》W17×D12×H3.3cm 11,000円、右/《金縁 長方鉢》W20.7×D15.3×H4cm 15,000円、左/《金縁 十二角小皿》φ15×H2.8cm 10,000円(すべてオン・ザ・ショア TEL 03 6228 0657)
どれも数センチの立ち上がりがあるので、盛りやすく見栄えよし。繊細な金縁も料理をおいしく見せる役割を担っている。
左/アタマの部分を風船のように大きくふくらませたフラワーベース。アートピースのような《花器 しのぎ》φ14×H23.5cm 22,000円、右2点/《しのぎグラス》φ7×H9cm 各5,000円(オン・ザ・ショア)
薄く張った氷のように繊細で、プロダクトのガラス器のように端正。直線のキリッとした印象を生かした多角形のうつわは、底面が平らなので料理の盛りつけがとてもラク。陶磁器では定番だが、ガラスでは意外と見あたらないデザインだろう。神奈川県川崎市に工房をもつ谷口嘉は、コンクリートの型にガラスを吹き込んで成形する“型吹き”の技法で作品をつくっているガラス作家。ガラスの表面にコンクリートの型ならではのゆらゆら揺らいだ表情が残るのが特徴だ。鉢や小鉢などのうつわには縁にマットな金彩が施されていて、手にとるたびに少し気持ちがあがる。シンプルなしのぎ(縞)のグラスも、どこか愛嬌があって手になじみがよく、使うのがうれしくなる佇まいだ。

たにぐちよしみ

1978年神奈川県生まれ。長野県のあづみ野ガラス工房勤務などを経て現在は神奈川県川崎市で活動中。