人気作家の「夏のガラス」10。 | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

人気作家の「夏のガラス」10。

夏が来る前に、とびきり涼し気なガラスを手に入れたい! 冷たい水やビールがおいしくなるグラスから、果物や花が似合うプレートまで、人気作家のみずみずしいガラスを紹介。

MAKOTO KAKIZAKI
蠣﨑マコト
うつわ好きが夢中。“角” のあるシャープなガラス。

右/蠣﨑の定番アイテム《ふた付きキャニスター》。コーヒー豆やパスタの保存にちょうどいいサイズ。隅々まで洗いやすく清潔に使える。花を入れて飾るのも新鮮。φ16.5×H27cm 25,000円、左/《コンポート》Lφ25×H7.3cm 16,000円(夏椿 TEL 0467 84 8632)
使い方が難しいと思われがちだけれど、実はガラスのコンポートはとても優秀。果物や花を無造作に置くだけでこんなに絵になる。
“角のあるデザイン” のグラスは、手仕事のうつわを扱う〈夏椿〉の店主・恵藤文さんの提案に応えてつくり始めたもの。写真はすべて新作。右から、《シャンパングラス》φ5×H17cm 8,000円、《リキュールグラス》8,000円、《ワイングラス》φ7×H14.5cm 8,000円、《リキュールグラス》cm 8,000円(夏椿)
多くのうつわ好きが「今いちばん使ってみたい」と挙げるのが、蠣﨑マコトの宙吹きガラスだろう。とりわけ人気なのは、“角のある”ワイングラスやふた付きのキャニスター。どちらも、まっすぐな線からなるフォルムがたまらなく美しい。実は、宙吹きガラスで直線のラインや角のあるフォルムをつくるのは簡単じゃない(宙吹きガラスは丸く膨らませるのがキホンだから)。蠣﨑はそのうえで、できうる限りまっすぐな線や角をつくることを目指し、すっきりシャープなデザインに成形する。手仕事ならではの歪みや味わいに頼らないガラスのうつわは、量産のプロダクトにも似たクールな美しさや機能性を持っていて、だから思わず使ってみたくなるし、使えば誰もが虜になってしまうのだ。

かきざきまこと

1976 東京都生まれ。香川県でガラスの修業に励んだ後に独立。現在は高松市〈蠣﨑硝子工房〉で制作中。

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