DESIGN
帰ってきた! 野村訓市のアップル発表会レポート。
September 12, 2015 | Design | casabrutus.com | text_Kunichi Nomura
再び帰ってきました、サンフランシスコで開催されたアップルの発表会リポート。デジタルなスペックは他に任せて、勝手なリポートを。
去年はどんちゃん騒ぎのままニューヨークから一晩だけシスコに来るという、罰ゲームのような日程で来たのだが、今年もどんぐりの背比べ、前日夜に入ってイベントの翌日に東京に戻るという殺人日程。それでも行こうかなと思わせられるところが困ったところなのだが。なにがでるのか? 年末ジャンボの発表のような、どこか夢を見させられてしまう大人のお祭り。
出発日は夜まで働き、そのまま羽田に直行、搭乗ゲート横の六厘舎でつけ麺をすすった後に乗り込んだ深夜便でシスコに向かう。今年は他の日本人ジャーナリスト達とは日程も宿も違うため、「新製品はこうだろう」「何いっているんだ、僕が仕入れた情報によると…」という早朝からの熱い議論を目にすることはなかった。もちろん日本にいる間にいろんなサイトを覗き、噂を細かくチェックはしてきたのだけれど。
出発日は夜まで働き、そのまま羽田に直行、搭乗ゲート横の六厘舎でつけ麺をすすった後に乗り込んだ深夜便でシスコに向かう。今年は他の日本人ジャーナリスト達とは日程も宿も違うため、「新製品はこうだろう」「何いっているんだ、僕が仕入れた情報によると…」という早朝からの熱い議論を目にすることはなかった。もちろん日本にいる間にいろんなサイトを覗き、噂を細かくチェックはしてきたのだけれど。
今回の会場は去年と違い、市内にある〈ビル・グラハム・シビック・オーディトリアム〉。シスコが生んだ伝説のロックプロモーター、ビル・グラハムの名を冠した大箱。クパチーノのパフォーマンスセンターに比べ数倍の規模。会場が大きければ発表されるプロダクトも大きいのがくるのではないか? 想像はやがて妄想に変わり、一人興奮するのは去年と変わらない。
朝の8時半にホテルのロビーで集合すると、一路会場を目指す。異常に天気が良くしかも暑い。10分もしないで会場に到着。でかい。ゾロゾロと人がこの会場ビルの中に吸い込まれていく。メイン会場前で待ちをするのではなく、ティム・クックのプライベート控え会場に入れてもらいコーヒーと軽食をもらう。去年もあったこの朝食サービスを当てにして朝は何も食べていかなかったのが当たりだった。
朝の8時半にホテルのロビーで集合すると、一路会場を目指す。異常に天気が良くしかも暑い。10分もしないで会場に到着。でかい。ゾロゾロと人がこの会場ビルの中に吸い込まれていく。メイン会場前で待ちをするのではなく、ティム・クックのプライベート控え会場に入れてもらいコーヒーと軽食をもらう。去年もあったこの朝食サービスを当てにして朝は何も食べていかなかったのが当たりだった。
最初はまばらだったその部屋に、数分もすると一杯になっていく。カジュアルな雰囲気ながら、ただ者じゃなさそうな雰囲気の人ばかり。良く見るとその中にジョナサン・アイブもいる。立ってコーヒーを飲みながらリラックスして談笑するジョニー。今日のイベントで発表されるプロダクトに自信があるのだろうと深読みしてしまうのが、フォロワーの哀しい性。久しぶりと声をかける。「良く帰ってきたね、後でね」相変わらず和やかなその口調から今日の新製品の予想をするのは難しい。
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