10の名作椅子で始める新生活。 | ページ 3 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

10の名作椅子で始める新生活。

超定番、話題の復刻、現代のデザイナーの注目作など、多様な椅子からセレクトした10脚のマスターピース。新しい生活にふさわしく、ずっと使い続けられる、価値あるものばかり。

5. ウォーレン・プラットナー《プラットナーアームチェア》
── レイト・ミッドセンチュリーの優美さの極み。

アメリカ人デザイナーのプラットナーは、イームズやサーリネンの次世代にあたるデザイナー。この椅子は1966年発表で、無数の細いワイヤーを曲げて溶接し、椅子のフォルムを作り上げる発想は、モダンデザインが新しいステージに進んだことを示すものだった。ファーやベルベットが似合うラグジュアリーな椅子というイメージもあるが、有機的な曲線で全体が形作られており、シンプルな空間でも魅力が映える。発売以来のロングセラーになっている一因だろう。453,000円(ノルジャパンショールーム TEL 03 6447 5405)。

6. チャールズ&レイ・イームズ《DCM》
── 革新的かつスタンダードなグッドデザインの鑑。

座る人の身体の曲線に沿う、3次元のカーブを描くプライウッド製の座面と背もたれがこの椅子の特徴。イームズ夫妻は1940年代に自ら成形法を開発して、この椅子が彼らの評価をデザインシーンで一躍高めることになった。レッグまですべてプライウッドを用いた《DCW》も同じく定番だが、独特のフォルムが宙に浮いているように見える《DCM》のほうが名作感は高い。でありながら、日常のシーンにすっきりと収まって見えるのも《DCM》の持ち味。だからこそグッドデザインの規範であり続けている。96,000円(ハーマンミラージャパン TEL 03 3201 1836)。

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