
料理人・野村友里が選んだ
“手軽で美味しい”WMFのキッチンウェア。
photo_Norio Kidera text_Kei Sasaki
「料理の時間が グッと楽になりました」

「仕事柄、鍋はたくさん持っていて、それぞれに愛着があるけれど、頻繁に使うのは、自分の生活スタイルにフィットしていて、機能性にすぐれているもの。シンプルな調理工程で、素材の味を引き出し、おいしい一皿に仕上げてくれる〈WMF(ヴェーエムエフ)〉の《フュージョンテック ミネラル》シリーズは、ヘビーローテーションアイテムの一つです。天然鉱石から生まれた独自のミネラル素材の鍋が食材の味をしっかり引き出してくれるので、手間も調味料も必要最低限でOK。旬の食材が持つ力強い味を、存分に楽しめます。アツアツを食卓へ運び、すぐに食べたい派なので、テーブルウエアとしてインテリアに馴染むデザインも嬉しい限りです」
フュージョンテック ミネラルを使った 野村さんの“秋の献立”
フュージョンテック
ミネラルを使った
野村さんの“秋の献立”
秋野菜と鶏のビリヤニ

秋野菜と鶏のビリヤニ
使用した鍋:フュージョンテック ミネラル ローキャセロール20cm ダークブラス
鶏のもも肉は、前日にヨーグルト、塩、好みのスパイス(クミン、コリアンダー、ターメリックなど)に漬けておく。調理の最初に、バスマティライスを洗って30分ほど浸水させておく。鍋に少量の油(米油が望ましい)を入れて火にかけ、スライスした玉ねぎを揚げてフライドオニオンを作る。鍋に残った油に、すりおろしたニンニク、ショウガを加えて炒め、トマト、ナス、フライドオニオンの2/3を入れて、野菜がクタクタになるまで炒める。パウダースパイス(コリアンダー、クミン、ターメリック、レッドペッパー)を入れてしっかり炒め、マリネした鶏もも肉、ヨーグルト少々を加え、肉の表面の色が変わるくらいまで炒める。水を加えて火を入れ、沸騰したら弱火にし、水分が蒸発するよう蓋をせずに弱火で6~7分煮込む(煮汁にほんのりとろみが出るのが目安)。
別の鍋に湯を沸かし、ホールスパイス(シナモン、カルダモン、クローブ、ブラックペッパー、スターアニス、クミンシード)と塩、バスマティライスを入れて、約5分、半分程度炊けるまで火を入れ、ザルで水気を切る。鶏もも肉の鍋にバスマティライスを敷きつめ、残りのフライドオニオンとターメリック水、鶏の漬け地をかけて、ミントなど好みのハーブをのせ、約10分火を入れる(ソースがふつふつしてきたら弱火にする)。火を止め、蓋をしたまま10分間蒸らし、かき混ぜずに(色むらが残るよう)器に盛り付ける。
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いちじくとブルーチーズのバルサミコ揚げ

いちじくとブルーチーズのバルサミコ揚げ
使用した鍋:フュージョンテック ミネラル マルチポット14cm蓋付 ダークブラス
小麦粉、片栗粉(市販の天ぷら粉でもよい)を炭酸水で溶いて、衣を作り、少量のバルサミコを加える。いちじくは皮付きのままヘタを落とし、実の底の部分に包丁で十字形に切れ目を入れて、ブルーチーズを詰める。衣を付けて、低温(約160℃)の油で揚げる。器に盛り付け、お好みで刻んだレモンピールを添える。
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小蛤とジャガイモのホットサラダ

小蛤とジャガイモのホットサラダ
使用した鍋:フュージョンテック ミネラル ハイキャセロール20cm ダークブラス
砂抜きした小蛤を、ニンニクのみじん切り、青唐辛子の小口切りと一緒に鍋に入れて蓋をし、中火にかける。小蛤の口が開いたら、鍋から取り出して、別の容器に移しておく。小蛤から出た汁に白ワイン、ナンプラー少々、ひと口大に切ったジャガイモを入れ、蓋をして、蒸し煮にする。ジャガイモに完全に火が通る少し前にツルナを加えて、再び蓋をして火を入れる。器に小蛤、ジャガイモ、ツルナを盛り付け、鍋に残った煮汁を回しかける。
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ゴボウのポタージュ

ゴボウのポタージュ
使用した鍋:フュージョンテック ミネラル マルチポット14cm蓋付 ダークブラス
ゴボウはよく洗い、皮ごと使う。一部を細切りにして、油(米油が望ましい)で揚げ、ゴボウチップを作っておく。一度鍋を洗い、残りのゴボウを適当な大きさに切って鍋に入れ、浸る程度の水と塩適量を加えて、柔らかくなるまで茹でる。ハンドブレンダーでピュレ状にした後、牛乳を少々加えて、弱火にかけて混ぜながら温める。器に盛り付け、オリーブオイル、塩、黒胡椒をかけて、ゴボウチップを添える。
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カボチャの甘ずっぱいマリネ

カボチャの甘ずっぱいマリネ
使用した鍋:フュージョンテック ミネラル マルチポット14cm蓋付 ダークブラス
赤玉ねぎは、繊維にそって約5mmの厚さにスライスする。鍋にオリーブオイルをひいて赤玉ねぎを炒め、しんなりしたら、赤ワインビネガー、砂糖、塩少々を入れて味を調え、別の容器に移しておく。洗ってよく乾かした鍋に油(米油が望ましい)を入れ、薄切りにしたカボチャを素揚げし、熱いうちに白ワインビネガー、塩、黒胡椒をふって味をなじませる。器に盛り付け、赤玉ねぎを添えて、ホールの黒胡椒を手でつぶしたものを添える。
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野村友里Yuri Nomura
eatrip主宰/料理人。長年、おもてなし教室を開いていた母の影響で料理の道へ。ケータリングフードの演出や料理教室、雑誌連載、ラジオ出演など、幅広い分野で活動する。2012年から原宿・明治神宮前の古民家で〈restaurant eatrip〉を営む。2019年11月には〈表参道GYRE〉にグロッサリーショップ〈eatrip soil〉を開業し、日本各地の食材や雑貨の紹介、それらの背景を知る体験型ワークショップなどのイベントも開催。『春夏秋冬 おいしい手帖』『会いたくて、食べたくて 私が信頼する101の美味しさとその生産者たち』(ともにマガジンハウス)など著書も多数。
WMF フュージョンテック
ミネラル
天然鉱石を採用し、高いクラフトマンシップで実現させた、
美味しさを最大限引き出すための調理道具です。

フュージョンテック ミネラルはどんな素材?

フュージョンテック ミネラルはどんな素材?
材料となる厳選された約30種類の天然鉱石を1300℃の高温で融解し、冷水で冷却。フュージョンテックの原料であるガラス質の顆粒に凝固し、独自のミネラル素材に。このWMFのスペシャルな素材で造られた鍋は、非常に硬くて丈夫で、遠赤外線効果が高く、料理を手早く、おいしく仕上げます。
WMFについて
〈WMF(ヴェーエムエフ)〉は、1853年にドイツで生まれたキッチンウェア&テーブルウェアブランド。継続的な技術改革により、世界最高水準の品質を保ち続けている。「準備する」「料理する」「語らう」「味わう」の4つの時間を大切にし、料理に関わるすべてのシーンに合わせた幅広いラインナップを提供する。クオリティの高さ、デザインの良さは料理のプロにもファンが多い。