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photo : Nao Shimizu, Keiko Nakajima[still] text : Kazuyo Nojiri
movie : Shinji Furuya, Takashi Doi
旬の素材のおいしさを生かした食事を、日々味わう。そんなシンプルだけど、豊かで健全な食生活を叶えるために必要なキッチンウェアとは？ 〈WMF（ヴェーエムエフ）〉から新登場のミネラル素材を用いた《Fusiontec mineral（フュージョンテック ミネラル）》シリーズのアイテムを使いながら、料理家・冷水希三子さんとともに考えました。
右上から時計回りに、“空豆のオープンオムレツ”、“チキンと春野菜のスパイス煮込み”、“ポークとアスパラガスのパセリあさりソース”、“イカとグリーンピースのミント煮”。「夏に向けてはガラスや焼き締めの器を合わせても素敵です」と冷水さん。レシピはこのページの下に。
落ち着いた色味のダークブラスのローキャセロールは、白や木の大皿が並ぶ食卓においても違和感なくマッチ。
「ホームパーティーのテーブルコーディネートは、一皿一皿よりも、全体をまとめるイメージで。そのなかに季節感もさりげなく取り入れると、気持ちいい食卓が完成します」
今日の食卓には、前菜や煮込み料理を盛りつけたお皿とともに、メインの“ポークとアスパラガスのパセリあさりソース”が入った《Fusiontec mineral》のローキャセロールがドンと。
「温かくいただきたい料理は、出来上がったお鍋ごとそのままテーブルへ並べるのもパーティーを盛り上げる演出に。《Fusiontec mineral》は保温性が高いから、しばらく温かさをキープしてくれるので重宝します」
鍋に合わせた器は、白いオーバルの大皿や木の大皿などシンプルにまとめ、それらに映える春野菜の彩りで季節感を出した冷水さん。
「大皿を並べる場合、全部が平皿だとのっぺりとした雰囲気になるので、少し高さがあるものを組み合わせてリズムをつけるとまとまります。ローキャセロールは食卓に並べやすい高さですし、今回使った直径20㎝というのも4、5人のパーティーにほどよい大きさ。とても使いやすいと思います」
準備を終えた冷水さんもテーブルについて、ごはんを食べながらおしゃべり。
次々とサーブされるおいしそうな手料理に盛り上がるゲスト。その楽しい空気感ごとSNSでシェアしたくなる。
撮影に打ち合わせ、料理教室など、普段から何かと来客が多い上、ホームパーティーも月2、3回は開催。日常的にゲストを迎え入れている冷水さんが、ホームパーティーをする際に心がけている空間づくりとは？
「ガチガチにキメたりはしませんが、お客さんが来る前に、グラスやカトラリーを並べたり、人数分の簡単なテーブルセッティングをしておきます。すると、到着して早々それを見るだけで、みなさん喜んでくれます。夜ならば、より寛いでもらえるように、照明を落とし気味にしたり、時にはキャンドルの灯りで演出することもありますね」
いつもよりほんの少しだけ特別感のある演出は、おいしいホームパーティーをさらに盛り上げるスパイスになるのだ。
WMF《Fusiontec mineral》のポイントは？
「旬の素材は私の料理には欠かせないもの。それをおいしく仕上げる決め手になるのは、鍋やフライパンなどのキッチンウェアです。絶妙な火の通し具合で、素材が持つ旨みを最大限に引き出せたら、味つけは最小限でいい。それを改めて実感させてくれたのが、〈WMF〉の《Fusiontec mineral》です。しかもこれまでの私は、多少使いにくくても、キッチンウェアは仕事をきちんとしてくれることが優先。高機能性や便利さをさほど重要視していなかったのですが、その意識も変えられましたね。おいしくて調理できて勝手もいい、グッドデザインのキッチンウェアは、料理をする楽しみを広げ、作る自信にもつながると思います」
冷水希三子Kimiko Hiyamizu
雑誌、書籍、広告などで料理制作、レシピ提案を行うほか、ホテルやカフェなどのメニューディレクション、フードコーディネートも。昨年秋からは「四季」をテーマに、陶芸家の竹村良訓さんと共同で器を制作し、〈イデーショップ 自由が丘店〉で展示販売。著書に『さっと煮サラダ』（グラフィック社）など。 http://kimiko-hiyamizu.com
チキンと春野菜の
スパイス煮込み
材料 4〜6人分
A
B
C
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ポークとアスパラガスの
パセリあさりソース
材料 4〜6人分
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イカとグリーンピースの
ミント煮
材料 4〜6人分
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空豆の
オープンオムレツ
材料 4〜6人分
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