ilove.cat:ミュージシャン・近藤研二☓モイ—奇跡のような巡り合わせ

Eテレ番組『2355』『0655』の楽曲提供や、ギターやウクレレを用いた音楽を発表しているミュージシャンの近藤研二さんは、1歳になったばかりの愛猫・モイさんに夢中です。取材中も元気に走り回るモイさんと出会ったきっかけや、猫とミュージシャンの相性のよさについて訊きました。

Q 以前、一緒に暮らしていたというマルオさんは?

マルオはアメリカンショートヘアでした。11歳の頃から腎臓が悪く治療をしていました。晩年は不整脈もあり、ある定期検診の日に心臓の検査をしてもらっている最中に病院で急変してしまって。突然のことだったので、悔やみきれないというか……。それからは、猫と暮らしたいけれど、しばらくは夫婦ふたりかなと思っていました。

僕はミュージシャンなのでライブでいろんな地方に行くこともあるのですが、マルオと暮らした15年間、ふたりで長期の旅行をしたことがなかったんです。それで去年の2月、初めて妻とふたりでフィンランドへ旅行しました。運良くオーロラもみることが出来たんですが、きっと天国のマルオがみせてくれたのかなって。

帰国してから、譲渡会に行ったりしているうちに、モイと出会えたわけですが、モイの生まれたと思われる日が4月8日で、なんとマルオと同じ誕生日なんです。さらに、猫の妊娠期間は2か月と言われていて、ちょうど2か月前、僕がオーロラを見ていた時にモイは生命を宿したことになる。偶然にしては出来過ぎているんですけどね(笑)、奇跡のような巡りあわせです。モイは来るべくして、僕たちのもとに来てくれたのだと思っています。

Q モイという名前の由来は?

フィンランド語で“こんにちは”とか“やあ”という気軽な挨拶の意味です。2回“モイモイ”と言うと、“さよなら”の意味になって、響きもあわせて面白い言葉だなと思って名づけました。マルオとモイで頭文字がMという共通点もあって、自分のレーベルの名前もm+m recordsにしたんです。