映画『her』に出てくる、おしゃれPCが欲しい! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

映画『her』に出てくる、おしゃれPCが欲しい!

映画『her』に出てくるPCやモバイルがセンス抜群なんです。デザインはLAの人気者ジェフ・マクフェトリッジ。やっぱりネ!

photo_Courtesy of Warner Bros. Pictures
今年のアカデミー賞で、見事脚本賞を受賞したことでも記憶に新しい、スパイク・ジョーンズ監督の待望の新作『her/世界でひとつの彼女』がいよいよ公開された。

近未来のロサンジェルスを舞台に、離婚調停中の代筆屋セオドア(ホアキン・フェニックス)が、声だけの存在でしかないOS上の人工知能サマンサ(スカーレット・ヨハンソン)に恋をするという、いかにもスパイクらしい、ちょっと風変わりな設定の物語なのだが、同じくAIをテーマにした『トランセンデンス』のようなバリバリのSF映画と違って、どこか懐かしく暖かみのあるこの映画の世界観にリアリティーを与えているのは、間違いなくジェフ・マクフェトリッジのデザインだろう。
セオドアのオフィスのデスクトップ上のマルチタスク状況。代筆屋という職業柄便箋も見えるが、これもジェフの書き文字。
ジェフとのコラボレーションは、これまでのスパイク作品に欠かせないものではあったが、今回ほど全面にわたるものはなかったかもしれない。タイトルバックは言うに及ばず、セオドアの生活を彩るオフィスのドローイングや地下鉄の路線図、そしてその最たるものが、PCでありモバイルなのだが、その筐体はおろか、インターフェースも一つ一つジェフがデザインしているのだ! そこに搭載されたサマンサをより人間らしく見せるのは、まさにジェフらしい、いい意味でどこか人間臭さの残るウィットに富んだデザインの賜物であろう。そう、『her』はまるで、ジェフのデザインから着想されたような映画なのだ。
人工知能サマンサがローディングされる際に画面上に現れる、メビウスの輪のようなモジュール。もちろんジェフのデザイン。
サマンサがモバイル上で呼び出された際の画面。「Samantha」という書き文字が、人工知能により人間らしさを与えている。

『her/世界でひとつの彼女』

監督・脚本:スパイク・ジョーンズ。出演:ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、スカーレット・ヨハンソン(声のみ)。全国公開中。

ジェフ・マクフェトリッジ

1971年カナダ生まれ。現在はLAを拠点に活躍するデザイナー。チャンピオン・グラフィックス主宰。主なクライアントに、ナイキ、ペプシ等。今回、多くの資料を提供してくれたジェフに感謝!

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