刺激的なメディアアートが〈東京ミッドタウン〉に集結! | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

刺激的なメディアアートが〈東京ミッドタウン〉に集結!

〈東京ミッドタウン〉で4日間限りのメディアアートのフェスティバル「未来の学校祭」がはじまりました! パブリックスペースにキャッチーな作品が並び、初日から注目を集めています。

一本の足でバランスをとる古びたソファ《Balance From Within》。日常で見慣れているアイテムを不安定な姿勢にすることで、当たり前の光景に疑問を投げかける作品だ。
“ギリギリ”のところで均衡を保つソファは、時にはその場に崩れ落ちることもある。作者のジェイコブ・トンスキーは手慣れた様子でバラバラになったソファを元に戻していた。
170年前に作られたソファに回転し続けるリアクションホイール内蔵することで、均衡と崩壊を行き来するソファを実現している。
一本の足でバランスをとる古びたソファ《Balance From Within》。日常で見慣れているアイテムを不安定な姿勢にすることで、当たり前の光景に疑問を投げかける作品だ。
“ギリギリ”のところで均衡を保つソファは、時にはその場に崩れ落ちることもある。作者のジェイコブ・トンスキーは手慣れた様子でバラバラになったソファを元に戻していた。
170年前に作られたソファに回転し続けるリアクションホイール内蔵することで、均衡と崩壊を行き来するソファを実現している。
今回、アートとデザインから見る“社会の未来像”を提案する「未来の学校祭」もそのスピリットを受け継ぎ、イベントのテーマを「ギリギリ」と名付けた。エラーやタブーに正面から向き合いながら、セーフかアウトかわからない境界の最前線に対するチャレンジ精神に満ちた、ユニークな作品が一堂に揃っている。
はかなく割れてしまうはずのシャボン玉の命を長時間保つ《The Long Now》はヴェレーナ・フリードリヒの作品。箱の中に充満した二酸化炭素がクッションの代わりになって、シャボン玉を支えている。
箱の中のシャボン玉は、時間が経つと気球のようにだんだんとしぼんで姿を消す。その瞬間を見届けようとじっと待つ人の姿も。
はかなく割れてしまうはずのシャボン玉の命を長時間保つ《The Long Now》はヴェレーナ・フリードリヒの作品。箱の中に充満した二酸化炭素がクッションの代わりになって、シャボン玉を支えている。
箱の中のシャボン玉は、時間が経つと気球のようにだんだんとしぼんで姿を消す。その瞬間を見届けようとじっと待つ人の姿も。
今回並ぶ作品の中には予測不能で曖昧な動きをしたり、急に形が崩れてしまうものも多くある。完璧ではないからこそ、どこか人間らしさが感じられ、観る者にエモーショナルな感情を抱かせる。そういった作品を観ることで、どこかとっつきにくいと思いがちな最先端テクノロジーの世界を身近に感じられるはずだ。
目の前に立つ人の顔を認識し、その表情をミラーリング(顔真似)する小型のヒト型ロボット《SEER: Simulative Emotional Expression Robot》。視線と表情の表現力を追求するアーティスト、藤堂高行による作品だ。
動かしているのは眼球とまぶた、眉だけだが、情感豊かな表情に“人らしさ”を感じる。会場で実際に対面して、視線を交わしてみてほしい。
目の前に立つ人の顔を認識し、その表情をミラーリング(顔真似)する小型のヒト型ロボット《SEER: Simulative Emotional Expression Robot》。視線と表情の表現力を追求するアーティスト、藤堂高行による作品だ。
動かしているのは眼球とまぶた、眉だけだが、情感豊かな表情に“人らしさ”を感じる。会場で実際に対面して、視線を交わしてみてほしい。
ワイヤーなど一切使わず、送風機の風だけで制御された光るボールが浮遊する《ObOrO》。ボールの上から手をかざすと風の流れが変わり、ボールの動きが不安定になるが、それも作者のRyo Kishiの意図するところ。「浮遊するボールに触れ、危うさ、脆さの魅力を自らの手で感じてほしい」。
〈東京ミッドタウン〉は、2017年から『アルスエレクトロニカ』との共同プロジェクトを行っている。そこには、豊かで持続可能な未来の社会を形作るためのさまざまなアイデアやイノベーションを発信することで、それに人々が触発され、“未来の社会”を考えるきっかけ作りの場にしたいという強い思いが込められている。〈東京ミッドタウン〉の今後の取り組みに、引き続き注目していきたい。

未来の学校祭

開催中〜2月24日。〈東京ミッドタウン〉東京都港区赤坂9-7-1。東京ミッドタウン・コールセンターTEL03 3475 3100。