ついに! アンディ・ウォーホル大回顧展。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ついに! アンディ・ウォーホル大回顧展。

アンディ・ウォーホル展がいよいよホイットニー美術館でスタートする。計350点もの作品が一堂に会する、過去最大スケールのウォーホル展だ。

Andy Warhol (1928–1987), Self-Portrait, 1964. The Art Institute of Chicago; gift of Edlis/Neeson Collection, 2015.126 © The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS) New York
この秋NYで最も話題の展覧会が、この『アンディ・ウォーホル - From A to B and Back Again』。アメリカの美術館が開くウォーホル回顧展としては実に29年ぶりとなる。前回は1989年、急逝の2年後というタイミングで場所はMoMA。このたびはホイットニー美術館が5階全てをウォーホルで埋め尽くす。同館が2015年にハイライン地区へ移転して以来、単独アーティストの特別展として最大規模の展覧会となる。

展示作品は350点にものぼる。マリリン・モンローやコカコーラ、キャンベルスープといったおなじみの名作はもちろん、初期のファッションイラストレーションから、晩年の若手アーティストとのコラボまでくまなく網羅。これまで殆ど公開されなかった作品含む短編・長編映画35本が、オリジナルの16mmで上映される。アート、イラスト、デザイン、アートビジネス、映画、マーケティング、広告やセクシャルアイデンティティなど、様々な分野で新境地を拓いたウォーホル。今この時代の文化や現象が、彼のクリエーションにいかに根ざしているのかをまざまざと見せつけられる貴重な展覧会だ。
イコンとしてのマリリン。タイトル『マリリン・ディプティック』のディプティックとは二連祭壇画のこと。Andy Warhol (1928–1987), Marilyn Diptych, 1962. Tate, London; purchase 1980 © The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS) New York
8時間5分にわたりエンパイア・ステートビルをスローモーションで収めた、16ミリの映画『エンパイア』。前衛映画界に多大な影響を与えた。Andy Warhol (1928–1987), Empire, 1964. © 2018 The Andy Warhol Museum, Pittsburgh, PA, a museum of Carnegie Institute. All rights reserved.

『アンディ・ウォーホル - From A to B and Back Again』

99 Gansevoort Street New York, NY 10014。 TEL (212) 570 3600。11月12日〜2019年3月31日。10時30分〜18時。火曜休み。入館料25ドル。