ART
マルク・リブーの写真展『Alaska』が日本で初めて開催!
January 22, 2015 | Art | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa editor_Akio Mitomi
シャネル・ネクサス・ホールにて、激動の20世紀を写し続けてきた写真家、マルク・リブーの写真展「Alaska」が開催中だ。リブーがアラスカの風景を切り取った「アラスカ・シリーズ」はこれまでほとんど発表されることはなく、日本では初公開となる。
フランス人フォトジャーナリストのマルク・リブーは1923年リヨンに生まれ、14歳のとき父親にもらったカメラで写真を撮りはじめた。その後アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロバート・キャパらが設立した写真家集団マグナムの一員として世界中を駆け巡り、激動の20世紀をとらえてきた。
リブーがアラスカでの撮影をスタートしたのは1958年のこと。広大な未開の土地の風景を、リブーは白いキャンバスに描かれる点描のようにレンズで切り取っていった。『Alaska』は、そのシリーズが日本で初公開される希少な機会となる。
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