なまはげに変身できる!? WOWの『ハレとケ展』 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS facebook-a facebook instagram line twitter youtube

なまはげに変身できる!? WOWの『ハレとケ展』

「なまはげ」や「鹿踊」など、東北地方の伝統行事をインタラクティブな映像表現によって体験できる『ハレとケ展』が3月18日から〈せんだいメディアーク〉にて開催。WOWによる最新のビジュアル表現が体験できる。

ミノ状のワラに身を包み、大声をあげながら家々をまわる「なまはげ」。秋田県で古くから受け継がれている民俗行事である。このほかにも、東北地方には、巨大なしし頭をつけた「鹿踊」や、ケンダイというミノを頭からすっぽりかぶった「加勢鳥」などユニークな習わしがたくさんある。一見、奇怪なこの風貌は人を驚かすためだけにあるのではなく、お面や装束をまとうことで、豊作や無病息災をもたらす神聖な存在へと変身するためにある。トランスフォームすることによって、人々は日常の「ケ」から、興奮や熱狂に包まれた非日常の「ハレ(晴れ)」の体験をできるのだ。
なまはげ
鹿踊
東北地方は、昔ながらの祭りや伝統行事が受け継ぎながら、「ハレとケ」の時間を自由に行き来する文化を育んできた。その「ハレとケ」の世界を最新ビジュアルによって表現するのが、仙台で誕生し設立20年を迎えたビジュアルデザインスタジオWOWだ。

本展では「なまはげ」「鹿踊」「加勢鳥」「早乙女」の4つの伝統行事をモチーフに、新たな解釈を加えて表現したインスタレーション作品「BAKERU」を発表する。スクリーンの前でお面をつけると、自分のシルエットが変化し、人間以外の何者かに“化ける”という不思議な体験が楽しめる。会場では、雨や水をテーマにした「Light Rain」「工場と遊園地」も同時展示。現実と空想の2つの世界の狭間が楽しめる。
早乙女
加勢鳥

ハレとケ展

〈せんだいメディアテーク〉

仙台市青葉区春日町2-1
。3月18日〜22日。10時〜19時(最終日〜17時)。会期中無休。800円。公式サイト