〈MACK〉から深瀬昌久、ホンマタカシ、細倉真弓の写真集が刊行! | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

〈MACK〉から深瀬昌久、ホンマタカシ、細倉真弓の写真集が刊行!

世界中の写真家が厚い信頼を寄せる、ロンドンの出版社〈MACK〉から深瀬昌久、ホンマタカシ、細倉真弓の写真集が3冊同時刊行! 来日したマイケル・マックにプロジェクトについて話を聞いた。

深瀬昌久『HIBI』 捺印や指紋、自身の足や影の映り込みなどパーソナルな痕跡が残る。

Q 1992年、新宿ゴールデン街で泥酔して階段から転げ落ち、脳に障害を負った深瀬さんは、その後再びカメラを手にすることは叶いませんでした。本作は、最終作のひとつですよね。

『HIBI』は地面の亀裂を淡々と撮り続けた作品で、右下の日付を見ればわかるように1990年〜92年に撮影されている。1992年2月にニコンサロンで開催された個展「私景’92」でほかの作品と一緒に展示され、その4か月後にあの悲しい事故が起こった。
深瀬昌久『HIBI』展示風景と、写真集でも確認できるピンの穴。
Q 現在、3作家の作品も展示中ですね。「HIBI」の作品がガタガタと展示されている理由は?

ニコンサロンでの展示では、プリントにピンを1本だけ打っていて、その位置が微妙に異なることで角度が付いていた。それを再現したんだ。実は、写真集でもその角度を再現しようとしたんだけど、ダミーを作ったらものすごく大きくなってしまって、その仕様は諦めたんだ(笑)。

Q 本にも、よく見るとピンで穴を開けた痕が印刷されていますね。

1点ものの作品なので私が手持ちでロンドンに持ち帰ってスキャンしたんだ。見開きごとに1点ずつ裁ち落としで見せることにしたので、本が完璧に開くようにスイス製本を選んだ。ヴィンテージプリントの色味、テキスチャーを再現しているので、紙のすべての面にインクが乗っていて、紙の色が見えるのは小口の部分だけだよ。
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