ロベール・クートラスを知っていますか? | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ロベール・クートラスを知っていますか?

ユーモアと哀愁を併せ持つ作品で、クリエイターにもファン多数。そんな画家クートラスの個展が話題です。

《僕のご先祖さま》グアッシュ(1979年)。
皆川 明 〈ミナ ペルホネン〉デザイナー
寡黙な空想の世界の中に一点を見る眼差しがある。描き続ける執着の中に、生きる意味を込めているようで、その生命力が私たちを惹きつけるのではないでしょうか。何物にも引き換えられない芸術への想いにも感動します。作品集を開き、ひとつひとつと日々対面することを、これからの人生の楽しみだと思っています。

平松洋子 エッセイスト
作品に対峙すると、そのたびに異なる密やかな会話を交わします。クートラスの絵には、時代も国境も超え、人間の精神の深淵に作用する力がある。また、クートラスのパートナーだった岸真理子・モリアさんを筆頭に、画家への愛情と敬意を抱く人たちに護られ、新たな物語を醸成していることにも感動を覚えます。
上/《クロワ=ルースの通り》油彩(1957年)。 下左/《僕のご先祖さま》グアッシュ(1978年)。 下右/《無題》ペン、紙(1985年)。撮影(1以外)/片村文人
須山悠里 グラフィックデザイナー
作品を眺めるたび、そこに異なる物語が広がるのを感じます。カルトやグアッシュ、油彩画、テラコッタの、色彩・マチエール・モチーフが渾然一体となり、静かで、しかし深層から響くような音を奏ではじめます。それが肖像でも動植物でも、そこにあるまなざしが、こちらに新しい物語を問いかけるのです。
作品集『Robert Coutelas 1930-1985 ある画家の仕事』30,000円も発売に(エクリ)。

ロベール・クートラス 僕は小さな黄金の手を探す

〈ベルナール・ビュフェ美術館〉 

静岡県長泉町東野クレマチスの丘515-57
TEL 055 986 1300。〜8月30日。10時〜18時。水曜休(5月4日開館)。公式サイト

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