瀬戸内国際芸術祭2016〈小豆島〉新作レポート! | ページ 6 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS facebook-a facebook instagram line twitter youtube

瀬戸内国際芸術祭2016〈小豆島〉新作レポート!

第3回目となる瀬戸内国際芸術祭2016が、今回も3月にスタート。数ある島の中でも注目したのは、小豆島。高松のうどんとは一味違う、そうめんやオリーブと一緒に楽しめる新作を中心にご紹介します!

ワン・ウェンチー(王文志)《オリーブの夢》 photo_Naoko Aono
瀬戸内国際芸術祭が始まって6年、変わったアートにもすっかり慣れた島の人たちのお薦めは“中山”だ。島の人と話すと必ずと言っていいほど、「中山行った?」と聞かれる。これはワン・ウェンチー(王文志)の作品《オリーブの夢》のこと。中山地区にあるので地元の人は「中山」と呼んでいる。ワンはこの作品を2010年の第一回瀬戸内国際芸術祭から作っているのだが、毎回、デザインを変えて作り替えているのだ。今年の作品も5,000本の竹を編んだ力作。寝転ぶと竹の感触が気持ちいい、棚田の中の、いい休憩所になる。
《オリーブの夢》肥土山/中山。春・夏・秋会期公開。9時30分〜17時。会期中無休。300円。
トイレは島内のあちこちにあるけれど、建築好きなら2013年にタト・アーキテクツの島田陽が設計した《おおきな曲面のある小屋》がお薦めだ。文字通り、大きな白い曲面がくるっと回ってアプローチと個室になる。さらに、今年の夏会期には中山英之が地元の素材を使って《石の島の石》という公共トイレを作ってくれる。ロマンチックなタイトルに、期待が膨らむ。
《おおきな曲面のある小屋》醤の郷周辺/草壁港。屋外展示作品(恒久設置)。無料。

《石の島の石》醤の郷周辺/草壁港。夏会期から公開予定。屋外展示作品(恒久設置)。無料。

瀬戸内国際芸術祭 2016

直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港・宇野港周辺。TEL 087 813 2244。春/〜4月17日 夏/7月18日〜9月4日。秋/10月8日〜11月6日。開館時間は施設・季節により異なる。3シーズン共通パスポート5,000円。公式サイト