初の大規模個展! 湖畔の美術館で、本城直季のジオラマ風写真の世界に浸る。 | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

初の大規模個展! 湖畔の美術館で、本城直季のジオラマ風写真の世界に浸る。

人物や都市の風景をジオラマのように撮影する本城直季初の⼤規模個展『(un)real utopia』が、11⽉7⽇より〈市原湖畔美術館〉でスタートする。

《Tokyo, Japan》2002〈small planet〉シリーズより
《Taito-ku, Tokyo》2011〈LIGHT HOUSE〉シリーズより
その本城の初の大規模展となる『(un)real utopia』では、独⾃の技法を⽣み出すまでの試⾏期の作品であり出世作ともなった〈small planet〉シリーズ、住宅街の路地裏で⻑時間露光によって撮影した〈LIGHTHOUSE〉シリーズなど約150点を展示。
《Ichihara, Japan》2020〈small planet〉シリーズより
《Ichihara, Japan》2020〈small planet〉シリーズより
《Rikuzentakata, Iwate》2011〈tohoku 311〉シリーズより
《giraffe》2008〈kenya〉シリーズより
《open pit mining, Fukuoka》2008〈industry〉シリーズより
アフリカのサバンナを切り取った〈kenya〉シリーズや、地上からはその世界を知ることのできない⼯業地帯を覗いた〈industry〉シリーズ、東日本大震災から3カ月後にヘリコプターから撮影した〈tohoku311〉シリーズも初公開される。さらに、同展のために、コロナ禍に市原市を上空から撮り下ろした作品10点も展示する。
会場となる〈市原湖畔美術館〉は、房総半島のほぼ真ん中の、高滝湖畔に位置する美術館だ。いくつもの小さな鉄の彫刻を配した芝生広場も心地よい。また、最寄りの高滝駅は、鉄道ファンの間で人気を集めているローカル線、小湊鐵道の駅。ローカル鉄道に乗って、アクセスするのもおすすめだ。

ミニチュアの世界のようなノスタルジックな感覚を呼び起こし、この世界の実在と虚構を問いかける本城の作品世界と共に、自然環境に恵まれたシチュエーションも存分に楽しみたい。

本城直季『(un)real utopia』

〈市原湖畔美術館〉千葉県市原市不入75-1 TEL 0436 98 1525。10時~17時、⼟・休前⽇9時30分~19時、⽇・祝⽇9時30分~18時(最終入館は閉館の30分前まで)。11⽉7⽇〜2021年1⽉8⽇。(※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、1月9日から2月7日まで臨時休館。同展は1月8日が最終日となった)⽉曜(祝日の場合は翌平⽇)、年末年始(12月28日〜1月4日)休。一般800円。

本城直季

写真家。1978年、東京都出⾝。東京⼯芸⼤学院芸術研究科メディアアート修了。2006年、写真集『smallplanet』(リトルモア刊)で⽊村伊兵衛写真賞を受賞。近年は、作品制作を続ける傍ら、全⽇空の機内誌「翼の王国」で連載するなど幅広く活躍。主な展覧会に『plastic nature』(東京・nap gallery/2015年)、『東京 l Tokyo』(東京・キャノンギャラリーS/2016)など。主なパブリックコレクションに、東京都写真美術館、ヒューストン美術館、メトロポリタン美術館など。

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