バンクシー監修、〈ディズマランド〉とはなんだったのか!? 潜入リポート。 | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

バンクシー監修、〈ディズマランド〉とはなんだったのか!? 潜入リポート。

今年のアート界で大きな話題となった、バンクシー監修〈ディズマランド〉を振り返ります。

●いよいよ入場!

入場前にセキュリティチェックのゲートを通らなければならなかった。しかし、これはすべて紙や段ボールで作られたぺらっぺらのもの。Bill Barminksiによるアート作品だ。

意味もなくその場で回転させたり、持ち物にケチをつけたり、入場者に辱めを受けさせるためだけに設置されたゲート。この後「よーし撮影をやめたな、握手しよう」というので手を差し出したら思いっきりはたかれた。
あの海のプリンセスに見えるが…転送失敗?
後ろから見るとこうなっています。
あの海のプリンセスに見えるが…転送失敗?
後ろから見るとこうなっています。
中に入ると、目に入ったのはライトアップされた城、大きな池、メリーゴーランド、観覧車。まるで本物の遊園地のようだ。最初に現れたのは、どこかで見覚えのあるキャラクター(でも歪んでいる)、そして不気味にライトアップされたあのキャッスル。園内マップには以下のように説明されていた。

Cinderella’s Castle: Step inside the fairytale and see how it feels to be a real princess.

(シンデレラ城:おとぎ話の中に入って、真のお姫様になるとはどういうことかを見てみましょう。)
事故にあったプリンセスをパパラッチが激写中。photo_LNP/REX Shutterstock
城の中に入ってみると、中は真っ暗。時折、なぜかシャッターを切る音がきこえてくる。奥まで歩くと突如カボチャの馬車がひっくり返っていて、中でお姫様が目を開けて死んでいる…。シャッター音は、パパラッチたちがその様子を無情に写真におさめている音だった。