〈SOMPO美術館〉がリニューアル。ゴッホの《ひまわり》ほか珠玉のコレクションを展示中。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

〈SOMPO美術館〉がリニューアル。ゴッホの《ひまわり》ほか珠玉のコレクションを展示中。

リニューアルを果たした〈SOMPO美術館〉で開館記念展『珠玉のコレクション―いのちの輝き・つくる喜び』がスタート。ゴッホの《ひまわり》をはじめ、ゴーギャン、セザンヌ、ルノワールなど巨匠たちの作品が並ぶほか、全面修復を終えた山口華楊の《葉桜》もお披露目します。

フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》1888年 油彩・キャンヴァス 100.5×76.5cm
山口華楊《葉桜》1921年 絹本彩色 164.7×273.5cm
ピエール=オーギュスト・ルノワール《浴女》1892-93年頃 油彩・キャンヴァス53.5×38.0cm
東郷青児《望郷》1959年 油彩・キャンヴァス 116.1×90.7cm©Sompo' Museum of Art, 19017
ポール・ゴーギャン《アリスカンの並木路、アルル》1888年 油彩・キャンヴァス 72.5×91.5cm
ポール・セザンヌ《りんごとナプキン》1879~80年 油彩・キャンヴァス 49.2×60.3cm
1976年より損害保険ジャパン本社ビル42階で多くの美術ファンを楽しませてきた〈東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館〉が、新たに〈SOMPO美術館〉として移転開館した。その開館記念展となる『珠玉のコレクション―いのちの輝き・つくる喜び』が7月10日より開催中だ。

本展は70点の同館コレクションで構成されており、それぞれテーマに分けて紹介している。山口華楊の《葉桜》を展示する「四季折々の自然」、同館が行う新進作家の公募コンクール「FACE」の受賞作家を紹介する「『FACE』グランプリの作家たち」、同館開館の由縁である東郷青児の作品を展示する「東郷青児(1897-1978)」、19世紀後半〜20世紀の風景画を展示する「風景と人の営み」、ルノワールをはじめとする人物画を展示する「人物を描く」、そして《ひまわり》が登場する「静物画─花と果物」の6章だ。

〈SOMPO美術館〉におけるコレクションの中でも特に注目すべき作品を集めて展示する本展では、フランス近代絵画で人気の高いゴーギャンやセザンヌ、ユトリロをはじめ、日本画壇の重鎮である東山魁夷や平山郁夫などを幅広く紹介。同館の目玉とも言えるゴッホの《ひまわり》は、特別に設計したガラスケースで展示することでこれまでよりも近くからその鮮やかな色彩を鑑賞することができる。

修復を終えた山口華楊とルノワールの作品も見どころだ。大正・昭和期に京都で活躍した日本画家、山口華楊の初期大作である《葉桜》の四曲一隻図屏風は、全面修復を経て約10年ぶりのお披露目となる。

6月18日〜10月18日まで〈国立西洋美術館〉で開催中の『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』でも、同年に制作されたゴッホの《ひまわり》を展示している。同タイミングで《ひまわり》を2つ鑑賞できる貴重な機会だ。

〈SOMPO美術館〉では今後、10月6日〜12月27日に開催する『ゴッホと静物画――伝統から革新へ』でゴッホの《ひまわり》によりフォーカスした展示を予定している。
外観。

『珠玉のコレクション―いのちの輝き・つくる喜び』

〈SOMPO美術館〉
東京都新宿区西新宿1-26-1。7月10日〜9月4日。TEL 03 5777 8600。10時〜18時(入館〜17時30分)。月曜休(ただし8月10日は開館)。入館料1,000円 。※日時指定入場制。入館にはマスク着用と検温が必要。

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